東京から長野に移り住んで4年目。まさかフリーランスみたいになった男が32歳から33歳にかけて体験して思った個人的なこととかそういうの。(後編)
こんにちは、石田諒です。
東京都出身、長野県佐久市在住。
33歳のフリーランスみたいな人です。
写真や、言葉や、企画を生み出すことで生きています。
元、地域おこし協力隊です。
今年も、長野県佐久市のコワーキングスペースiitoco!!(イイトコ)主催、イイトコアドベントカレンダー2019に参加しています。
前編に引き続きまして、後編です。
自分のための整理として、今年も今年を振り返ります。
▼2019年10月〜12月
移住後の再・新生活。楽しく充実していた2019年は、10月12日を境に確実に何かが変わってしまいました。変貌、というコトバを用いたいくらいに。
それはすべて台風19号の、一連の災害のせいです。
長野県佐久市での当日の経過や被害状況などはコワーキングスペースiitoco!!(イイトコ)代表の江原政文さんが当事者目線でまとめた記事【「災害に強い」という慢心「は」捨てる 】を、ぜひ一読ください。
10月12日。僕個人の体験を簡潔に述べれば、
念のため夫婦で近所の公共施設に自主避難した。
SNSで情報収集をしながら「これはなんか、ヤバそうだ」と感じた。
深夜なって雨足が弱まったので自宅アパートに帰って寝た。
翌日になって近隣地域や県内での被害の大きさを知った。
といったものでした。
台風一過の自宅近所
稲刈り後の田んぼが完全に水没したニャー
文章ではなかなか表現しづらいのですが、今回の台風19号の災害と、その後いまなお続く復旧ボランティア活動や生活支援の一連の動きは「生活している土地への愛を試されている」出来事のように感じています。
12月も中旬に近づいたいまは落ち着きましたが、台風直後から11月末くらいまで正直なところ「これはもう、いっそ長野を離れる可能性も十分にあるな」とさえ考えていました。
3.11後の自粛ムードや、どこへ行っても災害の話になって気が滅入るような状況。あのときに似た空気感が身近に濃く蔓延していました。(多くは、仕事で一部関わっている団体からの影響ですが)
すごく苦手です。あの空気感。得意な人はいないでしょうけれど。
とにかくキツかったです。
ふだんから「考えてみればこれって自発的だしお金もらってないし、言っちゃえばボランティアだよね」みたいなことをたーくさんやってはいるんですが。災害関連のボランティアや復旧支援活動全般に関してはどうも躊躇してしまうところがあり、自己嫌悪に近いような心境に陥ることがあります。
これはこれで真面目ということなんですかね……。
まだまだ、リアルでもSNS上でも「災害の苦しく悲しい空気」は大いに感じます。それがもとに戻り、皆が笑って過ごせるようになるにはきっと数年かかるでしょう。
僕はこれまで通りの間接的な後方支援スタイルでいきたいと思います!
▼2020年〜
ついでに来年の話!
来年はライフスタイル断捨離をもう一段階進めます。
社会人も13年とかそのくらいやってみて、いろいろ背伸びや失敗も重ねてみて、自分にとって「ここち良い生き方」とは何か、ということがだいぶ理解できました。
2020年6月からは人生初の海外旅行にも行ってきます。約1ヶ月間のヨーローッパ周遊を計画中です。まずはドイツに降り立ちます。
また新たな世界を見て、思考や価値観に良い刺激にとなると良いな〜、と思ってます!
あと、来年こそ和歌山に、和歌山に行きたい。行かなきゃ和歌山。
(おわり)
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