iitoco__アドペンド2019前編

東京から長野に移り住んで4年目。まさかフリーランスみたいになった男が32歳から33歳にかけて体験して思った個人的なこととかそういうの。(前編)

こんにちは、石田諒です。
東京都出身、長野県佐久市在住。
33歳のフリーランスみたいな人です。
写真や、言葉や、企画を生み出すことで生きています。
元、地域おこし協力隊です。

 今年も、長野県佐久市のコワーキングスペース・iitoco!!(イイトコ)主催、イイトコアドベントカレンダー2019に参加しています。

 では、これより本編を。
 自分のための整理として、今年も今年を振り返ります。

▼2019年1月〜3月

 ああ!そういえばー!って感じですが、今年の序盤はまだ佐久市地域おこし協力隊のひとりでした。クソほど文句を吐きながらも3年間の任期を全うしました。最終的な活動報告書は佐久市の地域おこし協力隊ページにPDFファイルが掲載されています。ぜひ一度ご覧ください。

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佐久市地域おこし協力隊最終活動報告会の様子
市内外から120名ほどの方々にお越しいただきました

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コワーキングiitoco!!会員有志主催の「協力隊おつかれ会」
紆余曲折ありましたが佐久市に残りました 笑

 協力隊時代の終盤は、行政の枠組みや縛り、地縁的な良し悪しの兼ね合いがいろいろキツかったです。よく耐えました。
 関連して、退任後の新たな生活のため、「ここち良い生き方」の研究実践のため、己の仕事や役割まわりをいろいろと整理整頓しました。

 ▶︎佐久市のコミュニティラジオ局・FMさくだいらでの番組DJ  卒業
 ▶︎長野県立大学 ソーシャル・イノベーション創出センターの東信地域コーディネーター 退任
 ▶︎地域歴史文化連続講座『望月アレコレ大学』の事務局 譲渡
 ▶︎NPO法人 未来工房もちづき 退会
 ▶︎平和と手仕事 多津衛民芸館スタッフ 退職
 ▶︎上田民藝協会 退会

などなど
 
人間、「何かを始めるコト」以上に「何かを辞めるコト」に案外、エネルギーを使うことがわかりました。特に特に、精神的な部分で。

 新しい生活に向けて外見も変えてみよう!と、メガネを新調しました。
 それまで8年ほど愛用していた、白山眼鏡店のSYN SHALLOW MONO(いわゆるセル黒縁メガネ)から、金子眼鏡店のメタル丸メガネへとイメチェン!

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一山タイプの軽〜いモデル
印象もやわらか、気に入ってます!

 いろいろ、良い機会だったと思います。いろいろ。

▼2019年4月〜6月

 4月1日に結婚。同じく長野県外出身で、アーティストの中井伶美さんと人生の新生活を始めました。結婚を機に佐久市内で転居もしまして、田舎すぎない理想の生活にグッと近づくことができました。
 世間は「令和婚」を狙う人がひしめき合っているなかでの平成婚。そしてエイプリルフールに結婚発表。自分たちらしくて大好きです。
 クリエイター夫婦として『換気扇とクローゼット』という名のユニットもスタートさせました。お互いの個人制作も尊重しつつ、アート作品の創作活動を中心としてデザインや写真・文章などの仕事を請け負っています。

けっこん報告-6

出会いの場、佐久市中込の柏屋旅館<シェアハウス&ゲストハウス>で撮影

 「古民家」をフックとして人に会い、土地を体験しに行く『コミサイ』こと『信州古民家再生プロジェクト』の活動も、人生哲学を学ぶライフワークとして楽しく続きました。
 今年は新潟県十日町にあるギルドハウス十日町行きを皮切りに初の県外進出連発!
 共同代表のかなめん(大越要さん)・ヒロさん(宮下広将さん)と談しながら各地をめぐる楽しさ。うまくコトバにできないもどかしさと嬉しさ。
 行く先々での出来事すべてが、素直に自分のためになっているってステキですやっぱりコミサイはコミサイなんですねぇ。

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コミサイvol.40/長野県飯田市 遠山郷ゲストハウス 太陽堂にて

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コミサイvol.40/長野県飯田市 COMMPASS HOUSEにて

 仕事方面では新たに、佐久市市民活動サポートセンターで非常勤のコーディネーターの役に就きました。地域のシゴトに関する協力隊の延長のような、例えるなら大学院のような場所だと考えています。ふつうに暮らしていたら気づけない佐久市の良いところや改善点が透けて見えます。
 言い方が物議をかもすかもしれませんが、イチ地方都市の研究として、もう少し続けます。もう少しだけ。

▼2019年7月〜9月

夏。ほとんど遊んでました!!!!(爆笑)

 地域おこし協力隊だったころは夏の時期があまりにも無駄に忙しく、鋼の連勤術師で何もできなかったため、2019年の夏は思いっっっっっっっっ切り遊びました。
 大学時代の友人らと鳥取〜島根へ男旅!とか。とにかくあちこち出かけてました。もちろん妻ともね!

 新年度、4月からの行動のなかに常にある考えは「自分にとって『ここち良い生き方』とは何か」という問いです。
 明確なのは「仕事ばっかりの生活はゴメンだョ!」ってことですネ。

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念願だった佐久千曲川花火大会にも移住後に初めて行けて、大満足!

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信州小諸城下町フェスタにて、コミサイとしてアート作品を制作
『水を得た魚のように 〜古民家に眠っていた掛け軸のサヨナラ展〜』

 33歳の誕生日を記念して自分のホームページも作成しました。
 高校生の頃より続けてきた、視覚イメージを中心とした創作物のポートフォリオサイトです。

▶︎ 石田諒 Ryo Ishida┃写真・実験映像・ビデオアート・詩・小説 ◀︎

▼2019年10月〜12月

 移住後の再・新生活。楽しく充実していた2019年は、10月12日を境に確実に何かが変わってしまいました。変貌、というコトバを用いたいくらいに。
 それはすべて台風19号の、一連の災害のせいです。

 …ここだけはまたあらためて続きとして書きましょうかねぇ。

 と、いうことで形態はさておき、次回に続きます!お楽しみに!


(つづく)


 



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