ryoirisawa1

自然環境科→物理→イタリアン→ビストロ→鉄板焼→日本料理→現在 ほぼ無料で公開していま…

ryoirisawa1

自然環境科→物理→イタリアン→ビストロ→鉄板焼→日本料理→現在 ほぼ無料で公開していますが、応援していただけると嬉しいです。 #キッチンミニマリスト を目指しています。

最近の記事

ワインの生態について

※有料設定にしていますが、無料で最後まで読めます。 後述する『正しい「ワインの扉の叩き方」』の補足資料にしようと思っている。ワインには(何故か)周辺情報が付き物だけど、それら抜きに楽しみたい。僕は周辺情報が大好きなのだけど、周辺情報が無いと楽しめない病に罹りつつあるので、戒めを込めて。 1.泡の出るもの出ないものがあるらしい早速だが詳しくは割愛する。不用意に触れる泡は沼なのだ。ただ「なんだかしゅわしゅわする美味い液体」ってことは知っておくべき。発泡するワインの素晴らしきこ

有料
200
    • 活きる為に料理をする⓪ ~安全~

      ※有料設定にしていますが、無料で最後まで読めます。 料理をすることの一番の目的って「安全に食べられるようにすること」だと思っているんだよね。次点で「美味しく食べられるようにすること」が大事なのだけれど、多くの人の認識として「美味しく食べられるようにすること」が一番にあり、「安全に食べられるようにすること」はそもそも意識されないままのような気がしている。 例えば肉を焼くのは諸々の食中毒菌などを失活化させる為であって、美味しくする為に焼く訳ではない。焼いた肉ってめちゃくちゃ美味

      有料
      200
      • 活きる為に料理をする① ~咀嚼~

        ※有料設定にしていますが、無料で最後まで読めます。 とは言ったものの、「生きる為に料理をしている」という人が多いように思える。でもそれもその筈で、僕らが家庭の授業で学んできた、一食に対しての基本的な考え方って、一汁三菜というなかなかハードルの高いものなのに、給食によってそれが身近なところで実現できてしまっている(しかも低価格で)から、料理に対しての認識が歪んでしまっているの、ということが原因だと思っている。 元来料理は工程が多いし、使用機材も多い。食材の扱い方は多岐にわた

        有料
        200
        • ”キッチンのゼロ”

          ※有料設定にしていますが、最後まで無料で読めます。 「キッチン」という共通認識を基に会話をするって難しいよねと思っている。 一人暮らしの始めたての時、意気込んでパスタの本を買ったのだが、前提条件が「コンロが二つ以上あること」だった為に絶望したことがある。厄介だったのは初心者にはその違いが判らないということ。作ってみてお店の味と違うのはわかる。けれどその美味しくなさが元々のレシピのせいなのか、作り方のせいなのか、はたまた食材のせいなのかが判断できない。ましてや当時僕が作るパ

          有料
          200

        ワインの生態について

          料理人≠料理が上手

          ※有料設定にしていますが、最後まで無料で読めます。 美味しいものが作れる人は料理人であるべきだと思うが、私は料理が上手いから、出来るからと言って料理人の適性があるとは到底思えない。 寧ろ私が見てきた世間一般に言う料理人の肩書を持つ人たちの中で料理人としての適性がある人は皆無だったように思える。 こと料理人の世界において「美味しいものを作れる」というのは絶対的な戦闘力なので、そこが秀でた人達がヒエラルキーの上部に立ちがちなのだが、美味しさに特化するためになりふり構わなかったお

          有料
          200

          料理人≠料理が上手

          現在使用中の鍋類とその選び方について

          ※有料設定にしていますが、最後まで無料で読めます。 まず「調理器具の種類の数だけそれに準じた調理方法があるということ」を念頭に置いて調理に当たってほしい。大は小を兼ねるというのは半分嘘である。兼ねられることももちろんあるが、小にしかない良さというものがある。お金を出してオールマイティなものを買うというのも手ではあるが、あくまでそれは総合値が高いだけであって、煮る、焼く、蒸す、揚げる、それぞれに最適な調理器具が存在する。しかしこれはちゃんと作るのであれば、買い揃えろといった類

          有料
          200

          現在使用中の鍋類とその選び方について

          ”料理人になるまでぜったいにダイヴしないぞ…!!”

          「オレは平凡な人生を歩むぜー」って今いる世界(の苦痛)からパラシュートで脱出を図る、なんていう1ページくらいの漫画が今もデータボックスにある。それはもう削除されてしまってネットでは見られないのだけれど、作者が有名になる大分前の話で、コミカルに描かれてはいたものの、逆説的にぜったいに好きなものを仕事にしてやるっていう闘志が(まる)見えていたから、なんとなく僕も励まされていた。

          有料
          200

          ”料理人になるまでぜったいにダイヴしないぞ…!!”