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人間がやるべき、本当に大事な仕事に注力できるようにしたい|#digglue入社エントリ

はじめましてこんにちは。株式会社digglue(ディグル)に2020年7月1日から入社している原伶磨(@ryo_hr93)と申します。エンジニアとしてジョインしながら、弊社のブロックチェーンメディア「BaaS info!!」を運営中です。

株式会社digglueについて

株式会社digglueは、DXに取り組む企業に伴走する会社です。注力するテクノロジーとしてはブロックチェーンを軸に据えつつ、AIやIoTを活用しています。

先日、CEOの原さんが公開したnoteにもありますが、人々が「やりたい仕事に注力できる世界」を目指しています。
※気づいたと思いますが、弊社CEOの苗字も原です。一ケタ台の社員にも拘らず苗字が被ってしまい申し訳ない気持ちです(笑)

さて、今回は入社した理由を簡単にお話したいと思います。まずはブロックチェーンとの出会いから。

ブロックチェーンを知ったきっかけ

Bitcoinとブロックチェーンの存在を知ったのは、2016年にWIREDの特集でした。特権的な管理者のいないネットワークで価値がやり取りされ、書き込まれたデータの改ざんができない。

言葉にならない不思議な魅力を感じ、はじめてBitcoinを送金したときに感じた謎の興奮をいまでも覚えています。当時はBitcoinを受け取ってくれる友だちがいなかったので、自分でウォレットを2つ作成して、ひとりで送金しあってたのは良い思い出なのかもしれません。

当時の私は、地方のコワーキングスペースで働きながら、一部行政の委託事業をやっていました。どうしたら地方が中央政府に依存せず、自律して持続していけるのかを考えていた時期だったので、タイミングが良かったのかもしれません。

Bitcoinを実現したブロックチェーンがそのまま使われているわけではありませんが、ブロックチェーンが改ざん困難な証跡として使われたり、企業間でのデータ連携を推進したりする事例も増えてきています。

ブロックチェーンを認知してから時間が経ってしまいましたが、ようやくブロックチェーン開発の現場で仕事ができる!と、とてもワクワクしています。

さて、この記事は入社エントリでした。端的に言えば、入社のきっかけはビジョンや思想に共感したからに尽きますが、共感の種となる個人的な原体験は学生時代に体験した”祭り”にあります。

やばい祭り

私は大学時代、石川県で暮らしていました。そして半年ほど、能登半島にある七尾市という人口5万人ほどの街に住んでいたのですが、そこには「青柏祭」というよく分からない(褒め言葉)祭りがあります。

GWの三日三晩、高さ12m、重さ20トンの曳山(ひきやま)を引き摺りまわす祭りです。ちなみにすべて人力。

こんな感じの曳山です。

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出典:https://www.hot-ishikawa.jp/event/5674

祭りの熱気は凄まじく、当時お世話になっていた方が根っからの祭一家で、私もがっつり参加して、大ファンになりました。ユネスコ無形文化遺産にも登録されている祭りで、諸説ありますが、その起源は1000年以上前、981年とも言われています。街の文化として残っているからか、七尾市に生まれた人の多くが、この祭りを誇りにしているようでした。

1000年以上も続く祭りですが、人口減少によって近い将来、担い手がいなくなるんじゃないかと言われているのが現状です。そこに対して、当時もいまも自分が出来ることは、GWに七尾市に行って、祭りに参加することくらいです。

人間にしかできない仕事・営みとは?

さて、日本の祭りを守るためにブロックチェーンを使おう!とか言い出さないので安心してください。

祭りはあくまでも個人的な原点であり、祭りをきっかけに私が感じたことは「人間にしかできない仕事や営みがある」ということです。テクノロジーがどれだけ進化しても、人間にしか表現できないクリエイティブがあると信じています。それが祭りなのか、広告なのか、新規事業なのかは問題ではありません。

だとすれば、人間がやらなくて良いことはソフトウェアと仕組みに任せ、「人間にしかできない仕事や営み」に集中できる環境を作ったほうが、幸せではないでしょうか。

地方で暮らしている期間が長かったからこそ、まだまだテクノロジーと使い方が行き届いていない部分が多いと感じています。個人的に大好きなエピソードは、事務処理に追われていた豆腐屋さんがクラウドサービスを導入したら、豆腐作り(商品開発)に集中できるようになった話です。

WHY digglue?

冒頭でも記したように、digglueでは「やりたい仕事に注力できる世界」をビジョンに掲げています。この点に、個人としてすごく共感しています。

元々、digglueとは個人事業主のときに仕事でやり取りをしていたため、CEOの原さんと話す機会が何度かありました。ちょうど「人間にしかできない仕事・営みとは?」と考えていたタイミングで、お声がけいただき、ジョインすることになりました。

いま、ブロックチェーンというテクノロジーを中心に据えながら、「やりたい仕事に注力できる世界」に向かっていけることに、とてもワクワクしています。一足飛びに実現できるビジョンでは無いですが、ひとつずつ着実に進んでいきたいと思います。

最後に

冒頭で触れたように、弊社のブロックチェーンメディア「BaaS info!!」では国内外の事例のほか、Microsoftなどが提供する主要なBaaS(Blockchain as a Service)を紹介しています。私も記事を書いていますので、よろしければぜひご覧ください。

また、記事を読んでブロックチェーンを勉強してみたい!と思った方は、弊社の学習コンテンツ「EnterChain」を試してみてください。

そして、弊社ではエンジニアやコンサルタントを絶賛募集中です。テクノロジーを駆使して、「やりたい仕事に注力できる世界」を実現したい方はぜひご連絡ください。

▼お問い合わせ先
info@digglue.com

この入社エントリではビジョンだけを紹介しましたが、CEOの原さんのnoteには、digglueの価値観(思想)とビジョン、ミッションが整理されています。

ちなみに

余談です。文中では「祭りがきっかけ」と書きましたが、正確に記すと、祭りを初めて経験してから数年経ってから、自分のやりたいことが「人間にしかできない仕事や営みに集中できる環境づくり」と言語化されて、そのルーツを辿ったら七尾市で体験した祭りだった、という感じです。

そこに至るまでには、マジシャンだった経験や地方で真剣にものづくりをする企業との出会い、猟師の鹿猟に着いていったら狭い林道をトラックで爆速で走ってて超怖かった体験、地元の市長選挙をがっつり手伝った経験など色々あるのですが、長くなるので今回は止む無く割愛しました。

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