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熟睡者/クリスティアン・ベネディクト

今年になってこだわっている睡眠に関する本を読んだ。
前回読んだ

がかなり濃密な内容であったため、重複することが多かったが、異なる角度の学びもあったし、再確認する部分もあったのでまとめていきたい。

たった一晩の寝不足でも、人間の脳には大きな負担がかかり、アルツハイマー病など、脳の病気の診断で用いられるバイオマーカーの値が上昇することが明らかになっている。

熟睡者/クリスティアン・ベネディクト

→できる限り寝不足にならない工夫が必要。穴埋めはできない。

また興味深いことに、睡眠不足の人は知らず知らずのうちに、周囲に「魅力がない」「悲しそう」「(実際よりも)老けている」という印象を与えてしまう。

熟睡者/クリスティアン・ベネディクト

→筋トレ、食事に加えて必要な睡眠。

つまり睡眠とは、丸一日、24時間の行動の産物なのである。だからこそ、覚醒時の睡眠衛生に気をつければ、質のよい睡眠を手に入れることが可能になるのだ。

熟睡者/クリスティアン・ベネディクト

→最近思う。睡眠の質は寝るまでに決まる。これまで全く意識できていなかったと痛感している。

つまり、睡眠不足はアルコールと同じぐらい危険なのだ。

熟睡者/クリスティアン・ベネディクト

→これまでの自分を反省する言葉。

睡眠障害を訴えていた人は、よく眠れていると答えた人に比べ、長期観察期間中にアルツハイマー病を発症するリスクが50%高かった。

熟睡者/クリスティアン・ベネディクト

→睡眠は脳への影響が大きそうだとは思っていたが、やはりデータも出ている。寝よう。

それによると、一晩の睡眠時間が7時間未満の人は、7〜8時間(つまり、ほんのわずか睡眠時間が長いだけ)の人に比べ、肥満となるリスクが50%上昇することが明らかになった。

熟睡者/クリスティアン・ベネディクト

→食事や運動だけで結果が出ない人は睡眠に問題がある可能性が高い。これまでの自分だと気づくのは難しかった。

アメリカでも同様の研究が行われていて、睡眠時間が短い人、具体的には一晩の睡眠時間が7時間未満の人は総じてより多くの糖分をとり、食物繊維の摂取量が少ないという結果が出ている。

熟睡者/クリスティアン・ベネディクト

→こんなデータもあったとは。睡眠、軽く見ていて本当に反省。

睡眠不足でテストステロンの分泌が少なくなる結果、筋肉量の減少と脂肪量の増加が助長されるようなのだ。
若い成人を対象としたアメリカの研究では、睡眠時間5時間の日が1週間続いただけで、血中のテストステロン濃度が10〜15%低下したことが報告されている。

熟睡者/クリスティアン・ベネディクト

→筋トレだけではダメだった。睡眠を良質にすることが筋トレの効果にも響く。

点鼻薬によって風邪ウイルスを投与された被験者164人の睡眠時間を調べた実験がある。6時間睡眠の実験参加者は7時間の睡眠をとっている参加者よりも、風邪をひくリスクが4倍高かった。

熟睡者/クリスティアン・ベネディクト

→風邪のひきにくさにも睡眠は関与。

食事、運動、睡眠の3拍子。最高の人生には不可欠だ。
どれも本当に深い。特に睡眠は無知識で、雑に扱っていたため、2冊の本を読むことでかなり、知識が深まった。
知識を行動に移し、睡眠の質をどんどん高めていく。


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