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職業としての小説家/村上春樹

今回はこちらの書籍を読んだ。
プロの小説家としての考えをどう自分の人生に活かすかを考えていく。

ポーランドの詩人ズビグニェフ・ヘルベルトは言っています。「源泉にたどり着くには流れに逆らって泳がなければならない。流れに乗って下っていくのはゴミだけだ」と。

職業としての小説家/村上春樹

→流れに沿って生きているだけでは先は暗い。逆らえ。抗え、疑え。

そして世の中には時間によってしか証明できないものもあるのです。もしそのような確信が自分の中になければ、いくら厚かましい僕だって、あるいは落ち込んだりするかもしれません。でも「やるべきことはきちんとやった」という確かな手応えさえあれば、基本的に何も恐れることはありません。

職業としての小説家/村上春樹

→すぐに結果の出ることばかりではない。その瞬間を最高な時間にできたかどうかにこだわる。

もしうまく書けていなかったとしたら、その作品を書いた時点では僕にはまだ作家としての力量が不足していたーそれだけのことです。残念なことではありますが、恥ずべきことではありません。不足している力量はあとから努力して埋めることができます。しかし失われた機会を取り戻すことはできません。

職業としての小説家/村上春樹

→反省はするが、後悔はしない。行動することが最も大切。

もし本というものがなかったら、もしそれほどたくさんの本を読まなかったら、僕の人生はおそらく今あるものよりもっと寒々しく、ぎすぎすしたものになっていたはずです。つまり僕にとっては読書という行為が、そのままひとつの学校だったのです。それは僕のために建てられ、運理されているカスタムメイドの学校であり、僕はそこで多くの大切なことを身をもって学んできました。

職業としての小説家/村上春樹

→読書は学校。本当にそうだ。読書でしか知ることができないことをこれからも吸収していく。

どんな時代にあっても、どんな世の中にあっても、想像力というものは大事な意味を持ちます。想像力の対極にあるもののひとつが「効率」です。

職業としての小説家/村上春樹

→想像力を持って生きることは効率にこだわって生きることの対極。
今こそ想像力が必要。想像力は読書でも養うことができる。

非常に具体的でシンプルな学びを得た。
村上春樹作品を読むことで、より深め、行動の質にも繋げたい。
もちろん、息子にも伝えていきたい内容だ。


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