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頭のいい人が話す前に考えていること/安達裕哉
今回は本屋さんでよく売れているとのことだったので、こちらを読み、思考をまとめてみる。
つまり"話す前にちゃんと考える"ということは、感情に任せて反応するのではなく、冷静になることだ"と言い換えられます。
→冷静さを失うと会話の質を下げてしまう。
その人のことを頭がいいと認識している人が多ければ多いほど、その人は実先に"頭のいい人"なのです。
→頭の良さは周囲が決める。
どんな仕事でも、一番偉いのは"最初に案を出す人"なんですよ。批判なんてだれでもできる。でも"最初に案を出す"のは勇気もいるし、なにより皆からバカにされないように一生懸命勉強しなければならない。だから、最初に案を出すやつを尊重するのは仕事では当たり前です。
→後からはなんとでも言える。一番は強い。
人と闘うな、課題と闘え。
→他人と競っても無意味。
賢いふりをすればするほど、残念ながら、バカに見えてしまいます。
→知ったかぶりはダサい。
つまり、結果を出した上で、他者に親切にできる人が、他者から承認を得て、信頼されるのです。
→結果を出し、驕らず、親切に。
"話が浅い人"の特徴は3つあります。
1 根拠が薄い
2 言葉の「意味・定義」をよく考えずに使う
3 成り立ちを知らない
→覚えておきたい。どれも欠かすことができない要素だと思う。
たとえ、現在うまく機能していないものであったとしても、過去にそれが導入された理由がちゃんとあったはずです。
その理由を知り、深く考えるための足がかりとなるのが、"成り立ちを知る"です。
→今、うまくなっていないものをうまくいっていないとだけで決めつけない。想像する。
「事実」と「意見」を区別して話せない人は"仕事ができない人"とみなされます。
→その通りだと思う。この区別はしっかりつけるべきだ。
事実とは、証拠をあげて裏付けすることのできるものである。
意見というのは、何事かについてある人が下す判断である。ほかの人はその判断に同意するかもしれないし、同意しないかもしれない。
→事実と意見の定義。しっかり理解しておく。
よく聞くための態度
1 肯定も否定もしない
2 相手を評価しない
3 意見を安易に言わない
4 話が途切れたら、むしろ沈黙する
5 自分の好奇心を総動員する
1から5までできているか振り返る。特に3ができていない。
これを機に変える。
整理しながら聞く技術
1 ゴールの確認
2 考えていることを聞く
3 話を整理して相手の意思決定を助ける
アクティブリスニングの根幹。再確認。
質問はたったの5種類
1 "過去に行った行動"についての質問
何をしたんですか?
2 "仮定の状況判断"に基づく質問
今度仮に、こういう状況になったらどうしますか?
3 状況(シチュエーション)に関する質問
そのときどんな状況だったんですか?
4 行動(アクション)に関する質問
その状況でどうしたんですか?
5 成果に関する質問
その結果どうなったんですか?
5を最初に聞きがちだが、そうしてしまうと、3や4が引き出せない。
これは大きな気づきだ。
以上が思考のまとめだ。
話上手は聞き上手ということを改めて実感した。
こういった聞き方を学ぶ機会はあまりないので、一冊読んでおくとコミニケーションの質がかなり上がると思う。
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