村上春樹作品を読み返すと決めて二作品目。
哲学の学びにかなり脳を使ったが、やはり村上春樹の作品は読みやすい。
もちろん、この作品から何を学び、どう行動に移していくのか、考えることには頭を使うが。
→この作品のメインメッセージなのかなと思う。始まりがあれば終わりもある。出会いがあれば別れもある。成功があれば、失敗もある。そういうことを認識するメッセージだった。
→事件や犯罪などニュースを見れば、たくさんの理解に苦しむ物事にあたる。理解はできないかもしれないが、その物事の被害など想像することは必要。目を逸らすだけではいけない。
→生き残るためには学びが必要。特別なことをしなくても学びは得られる。その姿勢が大切。
→哲学は抽象的な事項に対する指針になる。答えではないが、ヒントになる。知っておく必要がある。
→何かを得るということは何かを失うということ。
諸行無常。最後は人は死ぬ。その過程が人生。
今をどう生きるか。手を抜く暇はない。
→こう思うことが大切。他人を理解し、変えようとしない。
→過去も現在も未来も一瞬の出来事。この宇宙の歴史に比べると。
今を真剣に生きても何かを残せる人など一握り。
自分の在り方を自分なりに生きる。失敗も成功も小さなこと。
やりたいことで出したい結果を出せるように真剣に取り組もう!
短い小説ではあるが、まとめてみると熱い思考にまとまった。
大学生の時は村上春樹をこんな風に読んでいなかったな。
読みたいと感じる方が増えますように。