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今回はこちらの書籍を。
マインドというよりは家族、会社での人との関わりの中で「任せる」という行為の質向上のため読んだ。
思考をまとめていく。

・「意欲創出」相手の意欲が湧く話から始める  
・「目的の明確化」作業内容を伝えるだけではなく、その意図や意義を伝える

任せるコツ/山本渉

→意欲と目的。ここを欠かさない。

依頼をするベストタイミング、それは「褒める」とセットのタイミングです。「こないだの提案資料を見たけど、とてもよくできてたね」「取引先の部長が絶賛してたよ」と褒めたその流れで、「このプロジェクトでも同じように……」と依頼すると、前向きに受けてもらえます。

任せるコツ/山本渉

→褒めることを依頼の入り口にする。

〈人が何かを成し遂げるのは、強みによってのみである、弱みはいくら強化しても平凡になることさえ疑わしい〉( 1)  経済学者のドラッカーの言葉のように、短所を改善するより強みにフォーカスしたほうが得策です。

任せるコツ/山本渉

→強みを強化する。とことん突き詰める。

今、マネジメントに必要なのはカリスマ性よりも「共感力」です。リーダー自らに弱みがあることは、この「共感力」の源となるでしょう。

任せるコツ/山本渉

→共感を得られる思考、行動ができているか?

〈感謝をするとストレスが軽減される〉という研究結果があるそうです。 日々の業務でストレス過多のマネジメントのみなさんは、ぜひ感謝を伝えることを習慣にしてみてください。

任せるコツ/山本渉

→とにかく感謝を声に出す。

その他にも、 Z世代はこのような要望がより強い世代と言われています。  
・話をしっかり聞いてもらいたい(第 3章「傾聴」「面談」で解説)
・頻繁な承認を求める(第 7章「褒める技術」で解説)  
・多様性の尊重、上司のやり方を押し付けられたくない(次節で解説)

任せるコツ/山本渉

→聴き、認め、尊重する。

数々の断り方を見る中で、これさえ言えばいい、という魔法の言葉を発見しました。
「またお声がけください」  最後にこの一言さえ付け加えれば、すべてが解決です。

任せるコツ/山本渉

→「またお声がけください」を添える。

 ①辞退する具体的理由を入れる  ②素早く返事する  ③そして最後に、魔法の言葉を入れるのをお忘れなく「またお声がけください」

任せるコツ/山本渉

→断る時はこの3点と「またお声がけください」

営業ならば、現場に出て新規扱いを取りに行くのではなく、組織全体の成功例をまとめて戦略的マニュアルをつくるなど、現場レベルの貢献より、 1レイヤー上の俯瞰した視座から組織を強くする方法を考えるいい機会です。

任せるコツ/山本渉

→事例のマニュアル化。波及のコツ。実践する。

この安心感の重要性は、 Google社がおこなった「心理的安全性」の実験でも証明されています。 叱られないか、責任を取らされないか、という不安や心配がないチームは生産性も上がるというものです。

任せるコツ/山本渉

→心理的安全性は甘えではなく、行動強化の1要因。

ビジネスの場での成長は、正しい人が( Person)、正しい場所で( Place)、十分に準備された状態で( Prepare)、適度なプレッシャーのもとで( Pressure)起こります。

任せるコツ/山本渉

→ビジネス成長の方程式。

〈歳をとってやっちゃいけないのは説教、昔話、自慢話〉 これはタレントの高田純次さんの言葉として有名ですが、ビジネスにも当てはまることです。

任せるコツ/山本渉

→無意識に出さないようにする。

〈ポジティブなことは人前でも、ネガティブなことは本人だけに〉 この鉄則は、ビジネスでも留意しましょう。

任せるコツ/山本渉

→人の心理を想像し、徹底する。

〈冷静に問題を「指摘」して、なぜそれが問題なのか、どうすべきか「指導」して、改善できるよう一緒に考え「誘導」する〉「相手を成長させる」というのが目的であれば、これが最適です。

任せるコツ/山本渉

→誘導まであって、成長に繋げられる。

〈太上は下これあるを知るのみ。その次は親しみてこれを誉む。その次はこれを畏る。その下はこれを侮る〉
(もっとも理想的なリーダーは部下から存在すら意識されない。それより劣るのは部下から尊敬される人。さらに劣るのは部下から恐れられている人。最低なのは部下からバカにされているリーダーだ)

任せるコツ/山本渉

→存在を意識されないほどの立ち位置で、伸び伸びと任せ、成果を出す。

以上だ。
簡潔な一冊で、任せるということのポイントが学ぶことができる。
後輩や部下がいる方はぜひ読んでみてください。

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