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心配事の9割は起こらない/枡野俊明

今回はこちらを読んだ。
タイトルが非常に興味深く手にとった。
思考をまとめていく。

「自分が接したのは相手のほんの一面に過ぎない。今度は相手の中の“仏性”を見つけよう」 禅語が教えている、誰にも仏性(やさしさや思いやり、あたたかさや包容力……)がある、ということを信じ、そこを見ようとする姿勢でいたら、必ず、胸に響いてくるものが見つかるはずです。

心配事の9割は起こらない/枡野俊明

→やさしさや思いやりはどんな場面で現れるか、それは人それぞれだが、少なくとも全員にあるものだと思うことが大切。


「あるべきものが、あるべきところに、あるべきように、ある」  曹洞宗大本山永平寺の貫首を務められ、一〇〇歳を過ぎてからも、若い禅僧と同じ修行をされていた宮崎奕保禅師がおっしゃったものです。  まさしく、これが「あたりまえ」の姿です。  そのあたりまえの在り様こそ禅の悟りそのもの、それ以上にありがたいものはないのだ、というのが宮崎禅師のお考えだったのだと思います。

心配事の9割は起こらない/枡野俊明

→「あたりまえ」以上にありがたいものはない。そう思うことが大切。

「いま」「ここ」にある「あたりまえ」のことにどれほど自分が支えられているか、あるいは、癒されたり、励まされたり、勇気づけられたりしているか――。  そのことに気づいてください。すると、心は大きく変わります。

心配事の9割は起こらない/枡野俊明

→「いま」「ここ」「あたりまえ」感謝すべき三原則。

「汝は一二時に使われ、老僧は一二時を使い得たり」  中国唐末に生きた趙州従 禅師のもので、おまえは時間に使われているが、私は時間を使いきっているぞ、という意味です。  時間を主体的に使うことの大切さをいったものですが、あわただしい“ドタバタ劇”から一日を始める様は、まさにその正反対です。時間に使われ、時間に振り回される姿そのものです。

心配事の9割は起こらない/枡野俊明

→時間に使われる人生を避けるには時間を使うしかない。時間に振り回れることが多いので、特に変えたいこと。

どんなにたくさん情報を集めたって、“したいこと”も“生き方”も見つけることはできません。やはり、自分の心の中に見つけるしかない。そのためには、じっくり腹を据えて考えることが必要です。

心配事の9割は起こらない/枡野俊明

→答えは自分の中にしかない。考え抜くことを大切に。

以上だ。
「いま」「ここ」に集中することは本当に大切だとつくづく思う。
子供といる時、家族といるときはとにかく楽しむ。
仕事中はとにかく成果を追い求める。
そのあり方が人生を豊かにする。
それに加えて「あたりまえ」に感謝。

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