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人は、なぜさみしさに苦しむのか?/中野信子
今回はさみしさついての本を読んだ。
理由は家族と思いっきり楽しい時間を過ごした後の月曜日や連休明けの朝、出勤する時にさみしいなといつも感じていて、その気持ちについて詳しく考えたかったから。幸せな悩みではあるが、さみしいという気持ちはどちらかというとマイナスなのかなと思っていたので、この本を読み、何か思考が不kまればなと思い、購入した。
それでは思考をまとめていきたい。
ですから、まずネガティブな感情は、脳に必要な防御メカニズムであるという知識を持ち、それが発動するのは意味のあることで、発動することで冷静に対処しようとする気持ちのベースづくりができるということを理解することがポイントです。
→ネガティブな感情には意味があり、それはメカニズムの一つであると俯瞰的に捉えることが大切。
さみしさを感じるのは心が弱いからではなく、「孤独な状態は危険である」ことを、脳が不快な感情を生じて知らせているからです。
→さみしさは脳のサイン。そう捉えるとありがたい感情だと思える。
さみしいのはその人の責任ではなく、その人が劣っているわけでもなく、むしろ脳が正常に機能している証拠といえるでしょう。
→さみしさは脳の機能。こう捉えることで、全くネガティブな印象はなくなった。
「わたしはひとりぼっちなのではないか?」という不安が湧いてきたら、「つながりは簡単には消えない」「ひとりの時間も大切」というメッセージを、ぜひ自分自身に届けてあげてください。
→答えは出た。家族との楽しい時間も大切。つながりはいつもあるし、一人の時間もそのつながりにとって大切だと考えていく。
目先の快楽に溺れる生活を選ぶのか、さみしさと向き合って、それさえも人生の豊かさの一側面であると考え自身の糧としていくのか、最初はほんの少しの違いなのですが、長い年月を経るあいだには大きな格差となって表れていきます。
→さみしさに向き合う。プラスに。そういう人生を選択する。
自分の気持ちと向き合えない人が、他者の気持ちに向き合うことなどできるはずがありません。自分を大切にできる人でなければ、まわりにいる人の気持ちを理解したうえで受け止めて、ともに歩んでいくのは難しいでしょう。
→自分と向き合いきること。それが他者と向き合うことにつながる。
週明けの出勤時に寂しい。そんな些細なことから選んだ本書だが、長い人生において何度も訪れるさみしい気持ちに向き合う強いコツを学ぶことができた。読みやすい本であるし、時系列別に学びも整理されるので、定期的に読み返したい一冊だ。
感情に向き合う。
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