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今回はこちらの書籍を。
睡眠、食事に関して、ここ1年で良書に巡り合い、読了してきたため、新しい学びとしてのまとめは少ないが、体系的にまとめられており、良い読書になった。

休養には大きくわけて、・生理的休養・心理的休養・社会的休養 の3つがあり、さらにそれを 1 ~3つのタイプにわけています。この7モデルを日常に取り入れることで、疲労回復は促進されます。

休養学/片野秀樹

→この発想は新しい。休養といってもただ休めばいいのはでなく、組み合わせたり、足したり、引いたりの工夫が必要。この本で初めて知ることができた。

田爪先生の実験によると、いつも満腹になるまで食事をしていたマウスが、マウスの平均寿命である約 2年生きたのに対し、いつも腹八分目だったマウスは約3年生きました。つまり寿命が 1・ 5倍になったのです。

休養学/片野秀樹

→腹八分が良いというのは知っていたが、これは驚きだ。満腹を避けるだけで長生きできるならぜひ実践したいと思う。

卵が先か、鶏が先かというような話ですが、とにかく、「平日のあとの土日で休む」のではなく、「土日に休んだ分で平日働く」と考えるようにしてみてください。

休養学/片野秀樹

→この発想も新しい。休みの質が翌週の働きに影響すると考えれば、休みに対する貴重さが大きく変わってくる。

以上だ。
まとめとしては簡潔になってしまったが、その他にもこれまで読んだ書籍にまとまっていたようなことが体系的に述べられており、一冊での情報は非常に濃い。
疲れや休養に悩みがある方にはぜひ読んでいただきたい一冊だ。

少し前になるが、家族全員がコロナに感染した。自分の健康を改めて尊く思ったことはもちろん、やはり家族が体調を崩すのはつらい。健康でいるための努力や情報収集は今後も怠らずに取り組んでいきたい。

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