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武器になる哲学/山口周①

ここ数ヶ月読んできた本の思考をまとめていると、原理原則は大きく変わらないなと感じてきた。
もちろん、完璧に人生に落とし込めている訳ではないので、何度も様々な角度から学びたい。
しかし、もっと自分の脳が悩むような新しい学びがほしいと感じて、本書を開いた。
先に言うと難しかったが、学びの量はとても多く、まとめ切れるか不安である。

哲学を学ばずに社会的な立場だけを得た人、そのような人は「文明にとっての脅威」、つまり「危険な存在」になってしまうというのがハッチンスの指標です。

武器になる哲学/山口周

→哲学を学ぶことでどう景色が変わるのか、本書を読んで、行動に移してみたい。

ニーチェ
自分が何かを欲しているというとき、その欲求が「素の自分」による素直な欲求に根ざしたものなのか、あるいは他者によって喚起されたルサンチマンによって駆動されているものなのかを見極めることが重要です。

武器になる哲学/山口周

→周囲との差を埋めるために得たいものなのか、自分が本当に得たいものなのかを考え抜く。

フロム
自由であることには耐え難い孤独と痛烈な責任を伴う。これに耐えつつなお、真の人間性の発露と言えるような自由を希求し続けることによって初めて人類にとって望ましい社会は生まれるはずですが、しかし、自由がその代償として必然的に生み出す、刺すような孤独と責任の重さに多くの人々は疲れ果て、高価な代償を払って手に入れた「自由」を投げ捨ててナチズムの全体主義に傾斜することを選んだ。

武器になる哲学/山口周

→自由にはメリットもデメリットもある。その二面性を理解し、自由を活用していく必要がある。その自由で何を成し遂げるのか?

スキナー
人は、不確実なものにほどハマりやすい。

武器になる哲学/山口周

→ギャンブルやくじ引きなどもそう。この心理を生かして、営業などの提案につなげると効果的かもしれない。

サルトル
いわゆる「成功」というのは、社会や組織の命じるままに行動し、期待された成果を上げることを意味しますが、サルトルは「そんなものはなんら重要ではない」と断定しています。自由であるということは、社会や組織が望ましいと考えるものを手に入れることではなく、選択するということを自分自身で決定することだ、とサルトルは指摘します。

武器になる哲学/山口周

→「お前はどうしたいのか?」これが一番大切。

ミルグラム
自分がどのようなシステムに組み込まれているか、自分がやっている目の前の仕事が、システム全体としてどのようなインパクトを社会に与えているのか、それを俯瞰して空間的、あるいは時間的に大きな枠組みから考えることが大切です。

武器になる哲学/山口周

→抽象度を上げて、ものごとを捉えることが大切。

チクセントミハイ
フローの状態=「ゾーン」に入ると
①過程の全ての段階に明確な目標がある
②行動に対する即座のフィードバックがある
③挑戦と能力が釣り合っている
④行為と意識が釣り合っている
⑤気を散らすものが意識から締め出される
⑥失敗の不安がない
⑦自意識が消失する
⑧時間感覚が歪む
⑨活動が自己目的的になる

武器になる哲学/山口周

なるほど。よく言う「ゾーン」に入るとはこういう状態だったのか。
言語化されて理解できた。この状態を常にキープできれば、最高の人生に繋がりそうだ。

一章の学びがここまでだ。
改めて言うが読むのに時間がかかったし、理解にも苦労した部分もある。
だが、こうしてアウトプットしてみるとこんなにたくさんの学びがあったのかと痛感する。
四章まで、しっかりと自分に浸透させながら、皆様にもできるだけ整理した形でお届けしていきたい。

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