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君は「シナリオを書く」ということの本質を考えたことがあるか?

シナリオを書く、それが私の仕事です。

シナリオライターになってまだ3年、
経験も知識も少ないぺーぺーだ

だが正直に言おう、私は「勝ちたい」。

創作においては先輩も後輩も関係ない。
実力と信頼性が望まれるこの世界で。

自分のセンスを好きになってくれた人に、
「他の誰よりも、こいつに書いて欲しい」
と思われる存在になりたいのです。

今日の記事はそんな自分が考える、
シナリオの本質のお話。


《シナリオ、とは何か?》

「シナリオを書く」というお話をする前に、
必要な土台を再定義をしておこう。

シナリオを書く、それを語るには、
「シナリオ」を知らねばならない。


シナリオという物の定義は曖昧ですが、
そこには色々な要素が詰まっています。

読むための文章だけでなく、
物語の流れ(プロット)もまたシナリオ。
世界観やキャラクターもその一部として、
扱われることが多々ある。

しかし一番世間が想像するのは、
「作品で読んだり見たりする物語」
という大まかなものだろう。

ノベルゲームなら読む文章を、
RPGとかなら読む文章に、
行動の流れもシナリオだと感じやすい。


だからシナリオを書く仕事、
シナリオライターといっても中身は様々。
(広義的に言えば)

ユーザーが読む文章を書くだけの人もいれば、
物語の構成を考える人もいる。
物語ではないがアイテムや武器の説明文なんかも、
またシナリオライターの仕事だ。

つまり、シナリオとは一言で表せないもの。

「物語を構成する要素たち、またはその集合体」
それがシナリオだと考えた方が懸命だと考える。


《物語を作る、とは何か?》

シナリオについて考えを深めたら、
ようやく本題に移ろう。

果たして「物語を作る」とは、
何のためにすることでしょうか?

きっと人によって考え方は様々だろう。

・物語で人を泣かせる、笑わせるため
・自分の考えや気持ちを訴えかけるため
・お金を稼ぐため

どれも不正解じゃない。
むしろ全部当てはまるかもしれない。
物事に正解はない、ましてや創作なら尚更だ。


答えなんてないものは解けない。

だから人間の話すことは全て主観であり、
これもまた私の1意見だが……

「物語を作る」とは、
「誰かを変える」ことだ。

シナリオを書くために必要なことを学び、
新しい知識を得ていく。
こうして「自分」が変わっていく。

最高のシナリオを納品すれば、
きっと「クライアント」が変わっていく。

作品を手にして体験すれば、
新しい物に触れた知的好奇心か、
感情が突き動かされるかは知らないが、
「ユーザー」を変えることが出来る。


《私はこの手で、世界を変えたい》

物語には、世界を変える力がある。

それは保険証の裏にドナー記名をするような、
実は小さな価値観かもしれないし、
秘めた想いを誰かに伝えるような、
見えもしない大きな勇気かもしれない。

大きさなんて興味ない。
ただ自分の思い描いたように、
誰かを変えられる人間になりたいと思う

それが私にとっての「物語」というものであり。


私にとっての「勝利」なんだ。


人それぞれ等しくも別の価値観を持つ。
だから共感なんてしなくていい。
あなたが創作者なら、
何となくで共感することは死に繋がる。

自分だけの本質を見つけ出せ。

それはいつ変えたっていいし、
誰かの意見を参考にしてもいい。
私はそうやって生きていく。

……そういう心意気を持って、
今後も頑張っていく所存です。

だから応援よろしくお願いします。
という感じで記事を終わろう!

ではまた、次回お会いしましょう。


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