マガジンのカバー画像

物語の考え方

125
シナリオライター・小説家向けに、物語を作る上で考えるべきことを纏めてます。
運営しているクリエイター

#物語

シナリオは、「掴み」を作れない。

「掴み」は大事だけど……?シナリオにおいて、 一番最初にユーザーの心を掴む、 その名の通り…

美少女ゲームのシナリオライターになりたい人よ、これをやれば一発で上手くなるぞ!【…

昨日のツイートが伸びたので、 もうちょい詳しくまとめちゃおう! 方法、実践、結論。 という…

シーンの「繋ぎ」を意識せよ。角でイメージして、抑揚を捉える!

物語とは、様々なシーンの組み合わせである。 どんな場所で、どんな人が、何かをして。 そん…

物語に変化を作るなら、この3つの軸を意識しよう。

今日は短め。 (納品作業があったので) 物語を飽きさせない方法の1つとして、 「変化を起こ…

君は「シナリオを書く」ということの本質を考えたことがあるか?

シナリオを書く、それが私の仕事です。 シナリオライターになってまだ3年、 経験も知識も少…

「つまらない」と感じる原因は、●●にある。

見たり、読んだり、触ったり。 何かと関わることで、 「つまらない」と感じたことが、 必ず1…

読者の想像力を掻き立てろ。

人には「五感」がある。情報を得る為の、感覚器官。 視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚。 これが「五感」だ。 シナリオの基本である文字(活字)は間違いなく視覚情報だ。 しかし文字を通して得た情報は、ユーザーの想像を受けて膨れていく。 視覚情報が脳に伝わり、 最終的には他の感覚で情報を得たかのように感じることが出来る。 それこそが想像の力だ。 私たちクリエイターはこれを考慮して作品を作らねばならない。 想像を通して情報が膨らめば、 共感、感情移入、自己投影といった、 ユーザー

なぜベストを尽くさないのか?

油断でピンチを招くアホは面白いか?物語で、よく油断がピンチを招くことがある。 人間という…

何でも出来るキャラを、考えなしに出すな。

万能や最強には、憧れるもの。何でも出来るってカッコいいし、便利だ。 誰にも負けない最強も…

マーケティングから考える、興味と理解。

説明は、理解のためにある。物語を書く時。 それに対する説明は必要不可欠と言ってもいい。 …

ADVゲームのシナリオでは、何を書かないかを考えろ。

書かないことを考える。小説では書くことが、 ADVゲームのシナリオでは書かない方がいい場合が…

文章の読みやすさを改善するには。

文章の読みやすさは操作できる。句読点というものがある。 文章において重要な「句点(くてん…

印象付けるなら「真逆」を行け。

一番印象に残ったものが「名言」となる。作品には「印象に残る言葉」というものがある。 それ…

感情を描きたいのなら、仕草をマスターせよ。

「仕草」は、気持ちを表現する技術の一つだ。緊張や恐怖の状態では「身体が震える」「手に力が籠もる」とか。 「手に力が籠もる」という点では、気合が入っている時もそうだ。 「仕草」は、キャラクターの感情を行動で示している。 また仕草には「癖」という一面もあり、 キャラクターの性格や雰囲気をも作り出すことが出来る。 そんな仕草を描く際に、 考えておくべき重要なことは1つ。 「感情を直接書かないこと」だ。 感情と仕草は“同義語”だ。感情を直接書いてはいけない理由、その1。