見出し画像

MEST-いつまでも輝き続ける、ROOF TOPで【THE PUNK ROCK and YOUTH#04】

the punk rock and youth#04

前回の記事はこちら↓

Green Day,Blink-182,MXPXと順調にパンクロックを聞き渡ってきた私。

そんな中、有名どころというよりは「若手を発掘しよう!」と思い立ち、そこからTSUTAYAとCDショップの往復回数がまた激増する。

当時メロディックパンク、メロコアブームだったのかTSUTAYAでもパンク特集が組まれ始める。

「Gob」,「midtown」,「donots」と今考えるとかなりマニアックなチョイスの中にこの「MEST」がいた。

画像1

MESTはあまり世間では知られていないバンドではないだろうか。
当時若手といったらSUM41やSIMPLE PLANといったカナダ勢が席巻する中、「ザ・西海岸」枠で登場したのがこのMEST。
キャッチーすぎるメロディにちょっとストレートなロックまで、そしてたまにツインボーカル、レゲエ調な曲、といった西海岸のいいところを全て注ぎ込んだバンドだ。

MESTは非常に短命であった。
いや、2nd・3rdが良すぎたのかもしれない。
その後のアルバムはパッとすることなく徐々にフェードアウトしていく。

ただ、2ndの「Destination Unknown」と3rdの「MEST」は絶対に今でも語り継がれるべき名盤なのである。

画像2

2ndの「Destination Unknown」で最も有名なのは「Cadillac」であろう。
メロディックパンクに縦ノリをブチ合わせた「ノリノリ」って言葉がまさにお似合いの楽曲。


中学生の頃の僕はこの曲を聴いてマジで無敵になったな...。
他にもこのアルバムは個人的に捨て曲なし。
最後の「LIVING DEAD」なんかはまさに青春そのもの!
ボーナストラックのレゲエ調のやつなんかは涙出るね。

1曲めの「opinion」から青春スイッチがフルスロットル前回で入ります。
今聞いても色あせない名盤である。


画像3

こちらの3rd Album「MEST」はちょっと「泣き」が入ったアルバムで、前作のような突っ走ったパンク調は息を潜めているものの、よりメジャーっぽくなったアルバムである。

とにかくこの1、2曲めが「青春そのもの」なのである。(何回青春でてくんねん)

2曲目の「Roof top」は神曲認定。その流れで「Jaded」で泣く。

このアルバムでは世の中が少し「エモ」に傾き始めてきたため、エモめな曲も多い。
それでも今聞いても完成された曲たちだ。

その昔、恥ずかしながら屋根の上で友達と語ったことがある。
(これはキザだけどマジな話)

何を語ったか全く覚えていないが、友達はその後屋根の上にいることにハマったらしく、女子と電話の最中「屋根の上で星見てた」と狩野英考ばりのセリフでドン引きさせていたことがある。

今知ったのだが、MESTは今でも活動しているらしい!
これは嬉しいことだ。
ただ、メンバーはほとんど変わっているらしいが、映像を見たら今でもパンクロックしているじゃないか。

世の中を疾走したくなった時は今でも「MEST」を聴く。
当時俺にはバイクや車で暴走することは必要なかった。
なんせこれらの曲を聴けばどこまででもぶっ飛ぶことができたのだから。



#音楽  #バンド #日記 #エッセイ #スキしてみて

------------------------------------------------------------------✂︎
今日も読んでくれてありがとうございました。
何か感じてくれた方はスキやコメント、気に入ってくれた方はフォローしてれたら嬉しいです。プロフィールのリンクから僕の活動にとべます。興味があれば見てみてください。恐れ多いですが、サポートはクリアな活動資金になります。
それではまたお会いしましょう!   
RyO


この記事が参加している募集

スキしてみて

100円でいい事があります(僕に)