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日本・世界の文学マスターピース

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ex.)夏目漱石・芥川龍之介・三島由紀夫・太宰治・川端康成・谷崎潤一郎・山本周五郎 カフカ・ゲーテ・バルザック・トルストイ・ディケンズ・トウェイン・フローベール・スティーブンソ…
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#書評

【連載・読書】今日は日本文学を読もう-夏目漱石編-文学への第一歩『坊ちゃん』

連載:③ 今日は日本文学を読もう。 あらすじ 親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしてい…

RyO
2年前
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【連載】今日は日本文学を読もう-夏目漱石編-

連載2:〜今日は日本文学を読もう〜夏目漱石編 この順番から読んでいこう!さて、先日紹介し…

RyO
3年前
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【連載】今日は日本文学を読もう-ガイダンス編-

連載:〜今日は日本文学を読もう〜ガイダンス編 日本文学!!!と聞くとなんだかとっかかりに…

RyO
3年前
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夏目漱石「こころ」の前哨戦-『行人』を読む

あらすじ 弟よ、私の妻と一晩よそで泊まってきてくれないか――。 この世でいちばんわからな…

RyO
3年前
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【書評】川端康成を「聴く」-雪国

あらすじ 雪に埋もれた温泉町で、芸者駒子と出会った島村―― ひとりの男の透徹した意識に映…

RyO
3年前
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【書評】生きていることの残酷さ「真夏の死」-三島由紀夫

あらすじ 海難事故で幼い子供を失った夫婦。不幸に直面した衝撃と怒り、悲嘆からの逃避、忘却…

RyO
3年前
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【書評】まるでジョジョのスタンド対決…「羅生門・鼻」-芥川龍之介

久々に日本文学を読みたくなって、芥川。 文学シリーズは新潮文庫か岩波文庫と決めている。ジャケが良い。 芥川と出会ったのは中学2年の頃。なんと「蜘蛛の糸・杜子春」が廊下に落ちていたので家に持って帰って読んだ。それが始まり。 短編が多くて読みやすいし、昔話を芥川風にアレンジされている世界観が癖になった。「悪い宮沢賢治みたいだな」という印象だった。 昔はただの読み物としてストーリーを楽しんだが、大人になって読むと、芥川の宗教観だとか、死生観だとか、晩年にいくにつれて狂気を