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スッキリを感じ続ける

『おしゃべりな部屋』を読んだら、猛烈にクローゼットの片付けがしたくなった。引き出しを片付けるのは何年ぶりだろうか。

眠っているものの多さにイラッとしつつも、もう着ないであろう物をゴミ袋に放りこんでいく。

この作業が終われば、どこに何があるかわかり、レギュラー陣が整列した気持ちのいい引き出しになると知っているので、いる、いらないを秒で判断して黙々と続ける。

こんまり流、ときめくか、ときめかないか。1回やると、その感覚がつかめると思う。

今回は、全部出すところは割愛して、引き出しごとにいる、いらないのチェックとたたみ直して整列するところまでやってみた。

休憩を抜かせば、多分2時間くらい。
こんなにスッキリするのに、今まで見て見ないふりをしていたんだな…。

引き出しがいい感じになってエンジンがかかり、ハンガーに掛けている服も片付けることにした。

ハンガーは、季節別、色別に並べてあるはずが、色味がごちゃごちゃだったので、グラデーションを意識して並べなおし。
半袖と長袖の位置を入れ替えて、秋冬の準備をした。

くたっとしている服や毛玉の多すぎるニットをいらない判定して
かかっていたハンガーの本数も減らす。

この夏を最後にお別れを決めたワンピースなどと目が合い、ときめきとは別の感情が生まれそうになるが、時を経て似合わなくなったショックを思い出して、さよならする。

すっきりしたクローゼットは気持ちがよく、探す時間もパンパンで閉まらないこともなくなって、すこぶる快適だ。

数時間の片付けでこんなに快適になるならと、翌週は粗大ゴミの片付けに着手した。
ここに越してきてから10年分のゴミ約70キロ。
片付けの疲労感はかなりあったが、捨て終わった時の解放感が服の比ではなく、更なる片付け欲がわいてきた。

最近は、ちょこっと片付けを継続中。
何か使うものを取ったときに、その場所をついでに片付ける。
まとまった時間がとれなくてもスキマ時間でもできるし、ゴミ出しの量も変わらない。

スッキリ!を感じると、また次も片付けようと思える。
この気持ちを忘れないように、ちょこっと片付けを続けていこう。

『おしゃべりな部屋』川村元気さんが近藤麻理恵さんの片付け実話をもとに紡いだ7つのお話からなる本です。 中央公論新社

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