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「絆家の生活を終えて~ともに暮らすそれ以上~」

今、noteを書いていて、ここ。
「絆家シェアハウス 柏HASH196」というところに住み始めてから1年が経つことに気づく。そう思うと、1年間もここに暮らせるんだと思っていた自分からしたら結構あっという間でちょっと切ない気持ちになる。

それほど今回の1年間は、特殊で特別で。
今の僕にとってかけがえのないものになっている。

1年間を経て、得たことを。
親元を離れて、シェアハウスに暮らして気づいたことを今回、記事にしてみようと思う。

<自分という存在を知るきっかけ>

1年間親元を離れて、「休学」という選択肢を取って選んだシェアハウスの生活。改めてやりたいことってなんだろうと考える期間にはもってこいだった。ただ、自分が生活の全てを行うことが実家での生活ではあまりなかったので、大変なことが多かった。

・生活がめんどくさくなる人


僕は、意外と後回しにしがちな人間であることをここにきて理解する。
明日使おう、明日やろうで洗濯物を溜めてしまったり、冷蔵庫に入れていた食材を腐らせてしまったり。自分がそれをやらなくても死なないだろうと思っているから直接活動をしないということが。

「生活」という面で、自分の中で今日の自分が生きられたら大丈夫って考えてるからどこまで経っても進まないんだなって最近は納得している。だからこそ仕事としてのタスクは先に終わらせるようになった(笑)

これが後に、体調不良とかに繋がってくるんですよね。最近はちゃんとしてます。

・「料理」やもてなすことが好きだということ

誰かが喜ぶ姿を見ると、幸せな気分になれる。
誰かに自分の行った行動でポジティブになったり前向きな方向へと進んでいくのを見るとここにいてよかったなと気づく。

ここに住んでおそらく2ヶ月もしないうちに料理を本格的にやるようになって住み始めた何人かに料理をよく振る舞うようになった。その中でも毎回美味しいリアクションをちゃんとしてくれる人がいて、その人の食べたいものをたくさん作るようになった。やっぱり想像でも、現実でも自分が作ったものに対して美味しいと笑顔で言ってもらえることって嬉しいことで。


当時、作ったローストビーフ 

・悩んだり、行き詰まったり、困ったら人のいる場所に行く人

何か自分の人生で悩んでいることがあった時。
たわいもない感じで人恋しくなった時。
誰かとお酒が飲みたくなった時。

リビングや共有ルームに行くと誰かがいるのがシェアハウス。
このシェアハウスに学生はさほど多くないことから人生経験が豊富な年上の人たちがいる。個人事業主も少なくはないから。これからを考える学生にとっては、とてもありがたいことだ。

常に深掘りのヒントとなるものをくれる先輩たち、いや家族のような関係性のこの人たちには、今となってはものすごく感謝している。
みんな、ありがとう。

<改めて気づくシェアハウスの良さ>

・新しい価値観や人々との出会い

住む度に、季節が変わる度に出会う人が変わる。
新しく住む人や退去するもの。年齢の異なる人との生活や語り合い。

学生というまだまだ子供で、何をしていくべきか、何をやっていきたいか考えている途中でさまざまなタイプの大人と絡んで、話して、経験して。
これから何をして生きていくかを決める上で1年間でも、半年間でも。
シェアハウスに滞在をしてコミュニケーションを取ることがとっても大事だということがここで分かった。

・助け合い精神最高!

誰かが体調を崩したら、シェアハウスに住む誰かが支えてくれる。
僕も熱を出したりしたら、体温計や薬、時にはたまご粥を作ってくれたりもした。

また、ある時には「ご飯会」というものが開かれる。
色々な人とご飯を食べながら交流をしたり、誕生日をお祝いしたり。
みんなで一斉にご飯を作ったり皿洗いをしたり。
小さな助け合いが交流の1つになり、初めての人も仲良くなれる期間だ。

<1年間で見えた先>

この1年間で様々な挑戦と体調不良が続いた。
特に1番頑張ったのは写真撮影。いわば、「フォトグラファー」だ。
シェアハウスに住んでいる人を撮り続けて、

悩むたびに、夜中に自分のコンセプトは何なのかを。
問い続けて、ノートに書き出して、リビングで聞いてもらって。
フォトグラファー/夜明」が生まれた瞬間はここです。
本当にありがとう。


ふち&トニーファミリー


ななみ


ちゃき


ここちゃん

作例はこんな感じです!
本当に楽しい撮影だったし、これからも撮影していこうと思っています!
今年からは定期的に撮影をさせていただいて、最終的に個展を開く予定です。未来へと進み始められたのは、本当にシェアハウスの人の支えだと思ってます。

<最後に>

絆家シェアハウスに住んで、丁度1年。
絆家が掲げるキャッチコピーには、「ともに、暮らす、それ以上。」とのことだが、僕もそう思う。

それ以上には、背中を押してくれる想いや、新しい何かを掴むきっかけであったり、出会い。あとは、人として何か足りなかった時はお互いが補い合えることを教えてくれた気がした。

今、大学生や新卒でやりたいことがわからない人や行き詰まっている人がいたら、たとえ住まなくても遊びに来て、絆家シェアハウスを実際に体験してみてほしい。

以上が、太宰こと赤城遼太が伝えたかったことです。
本当に楽しい1年間でした。







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