見出し画像

チャレンジのために挑戦する:サラリーマンが幸せになる方法 その53

これは、サラリーマンが幸せになるために「ありたい自分( being )を軸に持ち、ありたい自分を良好な状態( well-being )にし続けること」について書かれた note です。

チャレンジしてますか?
先日、チャレンジすることで輝く人と、「前向きな意味で」そうじゃない人がいることに気が付きました。私の友人の思い切った挑戦が、新しい景色を見せてくれたのでここに共有します。

オーディション

私の同郷の友人の原薫さん(歳はぜんぜんちがいますが)が、ラジオパーソナリティーを目指してオーディションにチャレンジしました。その顛末については、これまた友人のたかっしさんの note に詳しく書かれているので、是非ご覧ください。

簡単にまとめると、

・本人からチャレンジ宣言と応援のお願い
・即時、対策委員会が作られ、応援の輪が広がっていく
・皆でアイデアを出し合い、勝ち抜く方法を検討し、応援の仕方をシェアし合った
・セミファイナルをトップ通過!
・最終選考は残念な結果でしたが、本人にも応援メンバーにもリスペクト


というような内容です。
私も対策委員のグループに参加し、微力ながら応援させてもらいました。学園祭の準備会のような、X デーに向かって全員で同じ方向を目指して活動した、かけがえのない体験をさせていただきました。

原さん、皆さん、お疲れ様でした。

アウトプットとしての応援

この応援活動の中、ある気づきがありました。

「あの人、自分のアウトプットは穏やかなのに応援する側だとガンガン前に出るタイプなんだ」

「あの人、他の人の挑戦もサッと拾って応援してたな」

「あの人、知ってる人の応援者側にだいたい居るな」


そんな感想を持った人たちが何人もいたんです。
もちろん挑戦者の原さんがもっとも汗をかき、もがき、そして輝いていたのですが、応援グループ内で存在感を発揮していたのは、応援の仕方を心得ている応援アーリーアダプター達だったのです。

私も某グループのファンクラブでガッツリ活動してましたので、応援者の心理は知っているつもりでした。

しかしそれとは違うんです。
私のファンクラブのそれは推し文化でした。今回も「推し」の方もいらっしゃいましたが全員ではありません。それは「ひと肌脱いでやる」姉貴兄貴気質であり、「何かできることある?」といった親戚の集まりの厨房的相互支援であり、「みんなで勝たせてあげようじゃないの」的な近所のおばちゃんのような応援団でした。

応援することで自分に活気が沸き、
応援することで自分が元気になり、
応援することが自分を輝かせる。

そんな人たちでした。

応援することが立派なアウトプットになっていたんです。

負けたから得られたもの

一方、悔しくも敗退してしまった挑戦者本人。
このチャレンジは失敗だったのでしょうか。

いいえ、私はそうは思いません。
挑戦した1ヶ月前後の期間とその後に、様々なケミストリーが生まれたのを目撃したからです。

・苦手なことに応援の力で一歩踏み出せたこと。
・ライバル達と良好な関係が築けたこと。
・オーディション敗退なのに夢を叶えられたこと。
・さまざまなチャンスが訪れたこと。
・挑戦する前より未来への角度が断然上向きになったこと。

挑戦しなければ何も起きなかったでしょう。
そして敢えて言うなら、全力をだして敗退したからこそ、次につながる宝物を手にしたのだと思います。もちろん勝ちたかったでしょう。悔しくて歯噛みし、もしかしたら涙したかもしれません。

それでも、負けたからこそ得られたものが確かにあったと思うのです。

人には役割がある

挑戦者
応援者
そのどちらも尊い人達でした。挑戦者もひとりでは出来る事は限られています。応援者も挑戦者がいなければ湧き立たない。それぞれが集まってひとつのチームとなり、チームの力が挑戦者の表に出ない底力となるのでしょう。

私生活も学業もビジネスも全部同じじゃないでしょうか。
例えどんなにひとりに思えても、その陰には支えている人、応援してくれている人、同じ方向を目指す人がいるものです。これはチームです。

そしてチームとしてそれぞれの個性が役割となって、それぞれがお互いを尊重しながら、得意なこと、できること、やりたいことで力を発揮し、ひとりでは成し得ない前進をする。そうしたチーム同士が、競争し、ときには協創し、チーム単体ではたどり着けない高みに到達する。

このチームの在り方は間違いなく well-being です。

こうしたコミュニティの在り方は、コミュニティ内外に影響を与え、ひとりひとりの半径5メートルの幸せたちが拡散し、半径50メートル、半径5キロメートルへと広がって、幸せな社会を作る基盤になっていくのだと思います。

挑戦者と応援者。
チームに参加しながら私はそんな世界を夢想するのです。

まとめ

1.応援することがパワーとなる人
2.勝敗ではなくチャレンジのために挑戦する人
3.お互いを活かし well-being なチームになる
4.well-being チームの協創が社会を well-being にする


与えることで幸せになる人達。力を合わせて個性を活かしあう人達。共に成長する人達。停滞を恐れ挑戦し続ける人。私の考える well-being の要素がたくさんここにはありました。

そして私自身、この note で誰かを応援したいと願って書き続けています。

私の応援が、あなたのヒントになれば幸いです。



✅ご紹介した素敵な挑戦者、原薫さんの情報はこちら!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?