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【就活】自分にとっての楽しいってなんだろう

就活をしていくうえで必ず考えなければならない「就活の軸」。

ただ、内定がほしいあまりにその企業にあった軸を考え、自分がそれを軸としているかのように洗脳する。そしていざ深堀されると、とってつけたかのような薄ぺっらい回答しかできない自分が嫌になる。

そこでまたわかんなくなる。「就活の軸」ってなんだろう?と。

IT業界に行きたい、不動産業界に行きたい、人材業界に行きたい、そういった強い思いがあれば別だけど、それぞれの業界についてよく知っているわけでもないのに決めつけるのはもったいない気がして。ビジョンに共感できるところ、っていうとどこの会社も素晴らしいビジョンだから共感する企業を挙げたらキリがない。若くして裁量権があるところ、挑戦できる環境なんて言っても、どの企業のホームページにも似たような言葉が書かれているから正直差はない。

どうすればいいんだろう。

これが正しい選択かはわからないけど、今思ったのは自分が熱中できる環境ってどういった環境でどういったことをしている時なんだろうと考えてみるのはどうなんだろう、ということ。一回、就職するというのは置いておいて。

①野球

なんだかんだ野球している時間が一番楽しかった。そりゃ小2から高3まで続けてきたんだから。でもなんで続けてきたんだろう。

最初はボールを追いかけるのに必死だった。前回の練習で出来なかったことが出来るようになって、それでコーチに褒められて。そして下級生に試合に出してもらえて。練習は嘘をつかないというのを身をもって体感した。

ワンプレーワンプレーで結果がはっきり出るのも面白い。ヒット打てれば嬉しいし、凡退すれば悔しい。ゴロをアウトに出来れば嬉しいし、エラーをすれば悔しい。段々チームで戦うということも覚えていく。誰かがミスしてもそれをカバーすれば失点にはつながらない。ただミスが続くと必ず失点につながる。

また試合には流れがあって、チャンスをモノにできないと、次の守りでピンチを迎えたり。ピンチを抑えた次の攻撃はチャンスになったり。先の読めない展開も面白い。

そして最後まで何が起こるか分からない。最後のワンアウトまで。もうだいぶ昔の話になってしまったが2009年の夏の甲子園決勝、新潟の日本文理と愛知の中京大中京の試合は地元ということもあってテレビにかじりつくようにして見ていた。応援している方が諦めかけていた9回表の文理の攻撃。2アウトから1点差まで迫ったあの攻撃。まさに球史に残る攻撃だったと思う。ゲームセットまで諦めなければ、何かが起こる。だから面白い。

②生徒会長

中学校の頃、生徒会長をやっていた。辛かったことの方が多いが、何が楽しかったかと考えると、、、。一番は行事のために昼休みに生徒会の役員で集まって話し合いや準備をしているときが楽しかった。わざわざ自分の休みの時間をつぶしているのに、だ。やはりそれは同じ目的に向かっている仲間たちと議論していることだったり、ほかの在校生のみんなが喜んでくれてること、楽しんでくれることを想像しながらやっていたからだと思う。また地域の方と交流するのも楽しかった。地域の運動会に運営委員として携わったり、コミセン祭りに出店したりもした。そこで関わることで自分の孫のように接してくれる地域の方の温かさも感じたし、自分たちより年齢が下の子どもたちが喜んでる姿も嬉しかった。

自分の原点

そう考えると自分の原点は「楽しむこと」だったのかもしれない。野球でも生徒会でも辛いことは多かった。でも楽しかった。楽しさを見出していた。

保育園児の頃、両親が離婚して家庭内は暗い雰囲気だった。それが嫌で、自分は楽しもう、はじまりはこれだったかもしれない。そして自分だけが楽しんでもしょうがない。周りにも楽しんでもらいたい。これも大事にしていた。

クラスの自己紹介でもちょっとウケを狙ったり、生徒会のイベントでも今までやってこなかったことをやったりで予定調和が嫌いで変化を生み出すことを楽しんでいた自分がいた。そして楽しんでくれている周りの姿を見て喜んでいる自分もいた。



結局ここまでやってきた何が見えてきたかというと、何も見えてはいない(笑)
ただ、少しは楽になった気がする。

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