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全ての出会いに感謝

本記事は「HRラボほくりく」「金沢の人事部」が主催するアドベントカレンダーに参加させていただく記事となっています。
クリスマスに向けて、「人」をテーマにみんなで発信する企画です🎄

本当は予定が埋まっていたところを、「ぜひ参加させてください!」ということで空けていただきました。本当にありがとうございます!

かといって大トリが自分でいいのか、という一抹の不安はありますが、慣れ親しんだnoteの場で「人」をテーマに書いていきたいと思います。

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じゃあ人事がメインの仕事じゃない(障害のある方の就労支援がメイン業務)の自分がどう「人」を軸に記事を展開させていこうかと考えた時に、改めて自分は、

「人との出会いに恵まれているな」

と思いました。

なんならこの企画に参加できているのだって、最初にTwitterの方でDMをいただいて、Zoomでお話して、LINEを登録して、、、といろいろなつながりがあって今があるわけで。

最初のDMがなければ今の自分はありません。

そんな感じで、私の人生の節目節目には必ず「この人に出会えてよかった」と思える人がいました。それを何人かご紹介します。

①じいちゃん、ばあちゃん

私が4歳の頃、両親は離婚し、私は父と父の実家へ引っ越しました。そう、私にとってはおじいちゃんおばあちゃんです。そしておじいちゃんおばあちゃんは私のことを自分の子どものように大切に育ててくれました。

自転車に乗せて山に行ったり、地域の体育館に連れてって一緒に遊んだり、読み聞かせしてくれたり、ご飯つくってくれたり、送り迎えしてくれたり。

言葉の通り「両親代わり」に私を育ててくれた祖父母に対し、いつからか私の目標は、

「じいちゃんばあちゃんを喜ばせる」

になってました。

だから勉強も頑張りました。学校行事も頑張りました。挨拶とか整理整頓とかそういった「人として」の部分も大切にしてました。途中、ちょっと悪さをしたり勉強サボったりする同級生たちのことを、心のどこかで「羨ましいな」と思ったこともあったけど、自分にとっての目標は明確だったから。そこに迷いはありませんでした。

きっとじいちゃんばあちゃんがいなかったらグレてた気がします。

②大学の1個上のA先輩

「じいちゃんばあちゃんを喜ばせたい」
「誰かの期待に応えたい」

そんな行動軸で動いていた私は大学時代、ある壁にぶつかります。それが「就職」です。

家族からは、「先生か公務員になってほしいな」と言われてました。なんなら大学3年生の秋までは自分もそうなるもんだと思い込んでいました。だけどそこに向けて勉強を進めていくうちにある違和感を覚えました。

「あれ、本当にこれでいいのかな?」

何もこれは先生だったり公務員だったりがどう、というわけじゃありません。ただ自分が公務員になった後のことを考えたら急に怖くなってきたのです。

「本当にこのまま公務員目指していいのかな?
本当に自分がやりたいことなのかな?」
「でも公務員なれたら家族みんな喜ぶだろうしな」

心の中の天使と悪魔がそう叫びます。
いや、ちょっと語弊がありますね。どっちも天使であり、どっちも悪魔です。これはただのスタンスの問題。

どちらかというと後者の方が強かった。やっぱりそれまで後者の方が自分の選択軸だったから。固定観念は怖いものです。

だけど今回ばかりは決断の重みが違います。
ここで後者をとったら、きっと自分は一生自分の優先順位をさげていかなきゃいけないかもしれない、、、。だけど、、、。


ついに自分だけじゃ抱えきれなくなりました。

ここで初めて私は人に悩みを相談する選択を取りました。それが大学の一個上の先輩Aさんです。

私は今まで人に相談をすることがありませんでした。
それは「なんか巻き込んでしまうのが申し訳なかったから」「自分で解決できると思ってたから」。だけど今回ばかりは違った。自分じゃもう抱えきれなかった。

どうしてその先輩が選ばれたのか、って結構大事な部分だと思うんですが、これを書くとほんと長くなるのでここでは割愛させてください。ちなみに多少触れている記事を載せておきます。

その先輩は1時間くらい私の話をただただ聴いてくれた上で一言。

「もっと自分のために生きてもいいんだよ」

そのすべてで今まで胸の中にずっとあった重りのようなものがストンと落ちた気がしました。冗談ではありません。本当にです。この先輩との出会いがあったから今の自分があると思っています。

③職場の先輩Bさん

もう1人、大きな出会いは職場の先輩Bさんです。

皆さんには

「何か困ったことがあったらとりあえずこの人に相談しよう」
「何かいいことがあったらとりあえずこの人に報告しよう」

そんな風に思える人がいますか?その人、すごく大切にした方がいいと思います。そしてそれはたくさんいなくてもいい、1人いればいいと思うんです。

それが私にとってはBさんになります。

年齢的には全然?上だし、人としての完成度も自分なんかより全然上。だけどそれを感じさせない魅力がその人にはあります。

それでいてすごく「弱い」。いい意味で弱い人で、そしてその弱さを決して隠そうとせずぶつけてくれるような人です。だからこちらも安心して弱さをぶつけられるのかもしれません。

今の自分にとってはこのBさんが、喜怒哀楽の「駆け込み寺」的存在になっています。Bさんにとっても少しでもそんな存在になれてたらいいな。

最後に

ここまで主に4人をピックアップしましたが、もちろんそれ以外にも本当に最高で尊敬できる人たちとたくさんたくさん出会ってきました。

友達、部活の同期、先輩、後輩、学校の先生、バイト先の店長、援助してくれた恩人の方などなど。

こういった素敵な人たちがいる一方で、もちろん自分にとってはちょっと嫌な想いをすることになった人たちともたくさん出会ってきました。

じゃあその出会いが無駄だったかというと決してそんなことはなくて。

私は「反面教師を踏み台に」というモットーを掲げています。
その人みたいにはならない、高い授業料になったこともありましたがいい経験として自分の糧になっています。


そう。
いい出会いもちょっと悪い出会いも、そのすべての出会いがあって今の自分があるわけで。そのうち1つでも出会いが欠けていたらまた違った自分になっていた可能性があるわけで。

自分は今の自分が好きだから、これまでの全ての出会いに本当に感謝しています。


と同時に!

これから先、さらにどんな出会いが待っているかすごいワクワクしています!

いい出会いも悪い出会いも、そのすべてが自分の成長の肥やしになると考えるとワクワクしませんか?

これからも全ての出会いに感謝しながら、1日1日を過ごしていきたいと思います。長文に渡り読んでいただき、ありがとうございました!



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