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過去をほぐす作業が自己分析

「自己分析」


この単語を聞いて、
「楽しいよね~」
という方もいれば、
「やめてくれ、、耳が痛い、、」
という方もいるだろう。

大人であればあるほど、自己分析を経験したことがある人は多いんじゃないだろうか。

多くの場合、就職活動をするうえで自己分析をする人は多い。

就職活動をはじめ、面接という場所は自分のことを相手に伝える場所になる。自分のことを相手に伝えるためには、自分のことを知る必要がある。自分のことを知る1つの手段が、「自己分析」である。

冒頭で「就職活動をするうえで」と書いたが、個人的な意見として自己分析に年齢や時期なんて関係ないと思っている。

むしろ早いうちからやっておけば就活の時に困らないはず。
就活の時、自己分析で苦戦するのは、

”自分が案外自分のことを知らないということに直面するから”

年齢とともに経験だけ積み重なる。そうすると知らない自分、忘れた自分も出てくる。だから「案外自分のこと知らないな」と気づく。それって結構苦しい。でも早いうちからやっておくことでそれは防げる。

そして、人生は生涯自己分析だとも思っている。
就活が終わっても死ぬまで自己分析は続けていくべきだ。
なぜなら人間は変わっていくから。常に現在地を確かめておく必要がある。


これまで私としても「自己分析」をテーマにいろんな記事を書いてきた。

1つの記事では収まりきらないくらい難しいテーマであり、裏を返せば奥が深いテーマでもある。

そして今回この記事ではまた別の角度から自己分析についてアプローチしてみたい。それが「ほぐす」作業、だということ。


自己分析をしていての難しさってなんだろうか。
私的焦る瞬間の1つって「自分の中で答えが見つからない/わからない」ときだ。

例えば就活していた頃の私は、【自分が好きなこと】がわからなかった。なんせそれまでの期間、自分を中心で物事を考えたことがなかったから。誰かの期待に生きることを中心にしていたから。

必死に必死に【自分の好きなこと】を探そうとしたけど、見つからなかった。焦った。自分って好きなものないんかな、って思った。

こうやって「ある」「ない」で物事を探そうとすると、見つからなかったとき、途端に目の前が真っ暗になる。でも早まっちゃいけない。

そこから自分は過去を「ほぐす」作業を始めた。
好き、とまではいかなくても楽しい時間だったり、ワクワクすることだったりはなかったかな、と。もしあったらどうしてそれは楽しいと思ったのか、どうしてそれはワクワクするのか、って考えた。

そうやって1個ずつ1個ずつほぐしていた結果、

「それってつまり”好き”ってことじゃん!」

となった。

自己分析って、結局は自分が経験したことでしかそれを語ることはできない。だから必死に探すんだろうけど、自分は自分が思っている以上にいろんなことを経験しているってことは覚えておきたい。

記憶の容量にキャパがあるから情報を取捨選択しているだけで。
見つからないんじゃなくて、気づけていないだけで。

焦らず1個ずつ丁寧にほぐしていくことで、案外過去の自分が答えを持っていたりする。

そう考え始めてから、自己分析が楽しくなった。
だから今でも続けているし、その結果がこういったnoteにつながっている。



自己分析は、過去の自分をほぐす作業。
これが私なりの定義。

今後の記事の質向上のための資金として使わせていただきます!