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【3分でわかる】自分の中で起きている「悪循環」を断つ方法

こんにちは、こんばんは、りょうさんと申します。

さまざまな「人生をちょっとラクにするテクニック」を載せていっています。

恥ずかしい癖、ネガティブ思考、不眠症、あがり症など、自分で治したいと思えば思うほど、症状が悪化する、もしくはいつまでも改善しない事、ってあると思います。

今回はそれを改善させる一つのきっかけとなる話をお伝えしたいと思います。

簡単、無料、短時間でできます。

但し、多少の根気がいるかもしれません。

それでも良い方のみお進みください。















■方法

お進み頂きありがとうございます。

それではお伝えしますが、内容は簡単です。

それは、その症状が出た時、もしくは出そうな気がする時、
自分に対して「 "ありがとう" と言う」という事です。

例えば、緊張しそうになった時、自分に対して「ありがとう」と言う。

そして軽く深呼吸もしてください。

心の中で言っても構いません。

但し、できるだけ心から「ありがとう」と思う事を心掛けてください。

最初は形だけでも構いません。

でも、慣れてきたら心から感謝できるように気持ちを持っていってください。

そう思えたあとは、自分に対して「そんなに頑張らなくていいんだよ」と言ってあげてください。

一回あたりの作業はこれで終了です。

そして、それをできるだけ症状が起きてない時も1日に何回か行い、できるだけ長い期間続けるようにしてください。

長年その症状を持っているような方は、最低でも3ヶ月は続ける事を目標にしてください。(理由は後述します)

でも、心から「ありがとう」と思う事ができれば、効果自体は直ぐにでも感じることができるかもしれません。


■理屈

理屈としてはこうです。

体の中の悪循環の症状はほとんど、何かしらのストレスが発生し、症状が出て、その症状が出る自分を責めることで更にストレスを感じることから起きています。

しかし、アドラー心理学という心理学の考え方によると、人間は「自分に善い事しか行わない」と考えられており、意識的・無意識的な現象は全て自分の為に行っていることと考えられています。

これはどういう事かというと、緊張一つ取っても、自分を守るために行っていることであって、自分を陥れようとして行っている訳ではない、という事です。

よく考えれば当たり前のことです。
何の為に自分が自分に悪いと思う事をするのでしょうか。

自分自身に「ありがとう」と言う事は、まずは意識的・無意識的に自分が行っている全てのことは「自分の為、自分を守っている為なのだ」と自分を認めてあげる事から始めていこう、という考えなのです。


■別の考え方

また、こんな考え方もできます。

心理学に「認知的不協和の解消」という人間の心理現象があります。

認知的不協和というのは「自分の心と事実が異なっている状態」の事で、それを「解消」するという事は、その差異を最小化するような行動や心理的な思い込みを人間が行おうとする現象の事です。

イソップ物語の「酸っぱいブドウ」の話を知っている方も多いと思いますが、あれが例としてよく挙げられます。

まず、今の自分が望ましくないと思う事に対して「ありがとう」と自分に言う事で、認知的不協和が発生します。

それを解消するために「ありがとう」と言う事を辞めてしまう人もいるかもしれませんが、それでも続ける事で、自分自身の望ましくないと思っている事実の方が変わってくるという事が起きます。

今回の話は自分の体の中の事なので、意識・無意識に関わらず変わってくるはず、という事は想像に難くないと思います。

(ちなみに、自分の体に関係しない事実の方が変わってくる場合もあって「引き寄せの法則」と言われていますが、若干オカルトチックな話になるので、こちらでは割愛します)

長年付き合ってきた症状に対しては先ほど「3ヶ月は継続して欲しい」と伝えましたが、これは人間の神経回路の固定化の期間が関係してきます。

人間は、全ての行動を毎回考えて判断しなくても良いように、何度も行う思考回路や行動を脳神経の中で簡単に変えられないように、その神経回路を固定化する性質があります。

例えば、車や自転車に初めて乗った時はいろいろ思考して運転しなければならなかったのが、何年も乗り続けていると、歩くように自然に運転できるようになってくると思います。

これは脳科学の用語で「ヘッブの法則」と言われているものによります。

ただこのヘッブの法則は便利な反面、一度身に付いてしまった変な癖がなかなか治らない、というデメリットも備えています。

今回の主題である、「悪循環をしている症状」についても同じことで、意識して「ありがとう」と言えているうちはいいのですが、だんだん飽きが来てやらなくなってしまうと思います。

それを乗り越えて最低3ヶ月は続けて欲しいのです。

3ヶ月というのは諸説あるのですが、長年の習慣を変える為に必要な最低期間と言われています。

ですので、症状や人によってはもっと長くなるかもしれません。

但し、本当に心から自分自身に感謝の気持ちを持てるようになれば、直ぐにでも症状は緩和するはずです。

その感覚を大切にして、一生懸命な自分自身を認めてあげてください。


■まとめ

 ①悪循環の症状が起きそうになったら、その自分に対して「ありがとう」と言う(もしくは心の中で思う)

 ②心の底から感謝の気持ちを持ち、軽く深呼吸をする

 ③自分に対して「そんなに頑張らなくていいんだよ」と言う

 ④上記をできるだけ症状が起きない時も行い、1日に何回か実施する

 ⑤すぐにでも症状が緩和できる事を実感できる場合もあるが、体にその感覚を染み付かせる為には 最低3ヶ月 は行う


今回の記事は以上となります。

皆さんの悩みが少しでも良い方向に向かうように祈っています。

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