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リモートワーク時代、勤務時間には職務に専念しなくてはならないのか?

こんにちはー!
今日のnoteは、リモートワーク時代、勤務時間には職務に専念しなくてはならないのか?というお話です。


自分の言葉の違和感がすごい

少し前に、チームメンバーから、「今日はリモートワークで、在宅勤務です。保育園がコロナで休園で、子どもの面倒を見ながらの仕事になるので、少し離席の時間が増えるかもしれません。」と言われました。

実は、僕はこの回答にあたふたしてしまいました。
「就業時間中は仕事に専念しなくてはいけないのではないか?」という考えが頭をよぎったので、そのまま言ってみたのですが、その言葉の違和感がすごかったからです。
「OK。子どもの世話をしないといけないのは分かりました。でも、就業時間中は仕事に専念してもらう必要が・・・うん?・・・なんでもないや。とりあえず分かりましたー!」
ってなりましたw

違和感を言語化はできなかったのですが、「就業時間は仕事に専念しなきゃ・・・」と言いながら、そのフレーズが直感的に間違っているように感じたので、自分自身の本当の気持ちと意見を整理していきたいと思います。


公私混同しないならリモートワークはただの感染症対策である

違和感を感じたということは、心では逆のことを感じているということです。
つまり、「就業時間中だからって、仕事に専念しないといけないわけではない」と、僕は考えているわけです。

(自分の考えなのに理由が分からないのは変ですがw)なぜなのか。
それは、公私混同をしないなら、リモートワークはただの感染症対策になってしまうからです。

僕の所属している会社は、コロナ禍の前から、リモートワークを推奨していました。お世辞にも定着していたとはいいがたく、皮肉にも新型コロナによる感染症対策でリモートワークが定着したことは否めません。
ただ、以前からリモートワークを推奨していた理由は、
「従業員やお客様などの都合に合わせて、どこでもフレキシブルに仕事ができることで、生産性を高める」
ということに他なりません。
その中には、当然、子どもの世話や、家事、介護も含まれますし、必要がない通勤などの移動が減ることで従業員の時間が増えることも含まれます。

仮に、公私混同は一切禁止でリモートワークや在宅ワークであっても、会社にいるときと全く同じように仕事に専念するというルールで運用した場合、単純に通勤時間が削減されることと、感染症対策になることしかメリットがなくなります

リモートワークを導入する本当の目的はその程度のものではないはずです。
つまり、僕「仕事中は専念して・・・」と言いかけてしまいましたが、「公私混同OK!臨機応変OK!これからは自分の都合と仕事の都合をうまく融合させながら、生活と仕事が密着した形で生産性を上げていくのだ!」と答えるくらいでないと、せっかくのリモートワークの効果は半減以下です。


公私混同するし、細かい管理はしない

確かに、ほとんどの会社の就業規則には職務専念義務の規定があると思います。

しかし、リモートワーク下においては、職務専念へのアプローチがそれ以前とは変わってくるのだと思います。
例えば、インターホンが鳴っているのに無視して仕事し続けることで、仕事に集中できるのでしょうか。子供の面倒を全く見ない体制を何とか作ったり、それが出来なかったから欠勤したりすることは、本当に仕事に専念していると言えるのでしょうか。
僕はそうは思いません。
これからは、目の前の仕事に専念していることではなく、公私のバランスや負担にも目を向けて仕事していくのが、本当の意味で職務専念義務を果たしていると言えると思うのです。

最後に

今日は、リモートワーク時代、勤務時間には職務に専念しなくてはならないのか?というテーマでお話しました。

えっ?勤怠管理や評価はどうするんだ?って・・・?
ほら。それは、成果を基準に評価する仕組みを考えましょうよ。うん〇の時まで監視しているわけでもないですしw

えっ?公務員はどうか?って・・・?
法律で規定があるから、何とも言えないですけど、同じく「職務専念義務=生活と仕事のバランスも考えて最大化を目指すこと」で良いと思います。

公務員も会社員もフリーランスも、そういう世界観のほうが豊かさや幸せに近づくような気がしませんか?

では、また!




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