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派遣スタッフの教科書~派遣で働くコツ~ 【実践編】④「仕事エントリーのコツ」

こんにちは!
派遣スタッフの教科書と銘打って、人材派遣で働く方向けのTipsを紹介していきます。
今回は【実践編】編の第4弾!
「仕事エントリーのコツ」
行ってみましょー!

「ひたすら具体的」で「生々しく」派遣スタッフの教科書を作るという狙いなので、僕の独断で、派遣で働く人が知っておくと良いことについて超実践的に解説していきます。
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※僕は事務系の一般派遣の営業経験が長く、ここでは主に登録型の人材派遣についての解説が中心になります。



幅広く応募する

派遣会社によりますが、登録後、インタビューと呼ばれるものや面談と呼ばれるものがあることが多いです。
その中で希望する条件を聞かれると思います。

それに聞かれるがままに答えていくと、普通は世の中になかなかない条件になります。
フルリモートでー、時給2000円以上でー、未経験でも可能なマーケティングかなー みたいな。

・・・そんなに露骨なことにならないにしても、希望もりもりになりがちなので、面談の対応をしてくれる派遣会社のアドバイザーが気の利く方なら、優先順位付けをしてくれます

ただ、そこのコミュニケーションの中で決まる優先順位と、実際に応募した案件の中で進むものの中で、一番希望する案件は別物になる可能性が高いです。

例えば、同じ自動車メーカーだったとしても、トヨタで働くか、日産で働くか、三菱で働くかは、それぞれの個人にとって明白に違うものだからです。

仕事選びはパートナー選びと同じように、繊細で、でも自分の計算通りにはならないものだと僕は考えています。

ですので、最初は幅広く応募していくことをお勧めします。


先入観を持たない

さて、幅広く応募した後で気を付けたいことがあります。
それは、「先入観を持たない」ということです。

いくつかの案件に幅広く応募すると、○○業界の案件は紹介してもらえないとか、場合によっては応募したすべての案件で進めてもらえないということもあります。

こういったときにありがちなのが、
「私は○○歳だから、採用してもらえないんだ・・・」とか
「未経験OKといいつつ、やっぱり経験者じゃないとダメなんだ・・・」とか
「職歴が多いから・・・」とか
自分自身の何かのステータスが悪いと感じてしまうことです。

しかし、これは間違っています。(断言

人材派遣の現場にいるものとして明言できるのは、派遣、採用ははるかに複雑で、○○だから××という風に少しの経験やデータで明言することはできないということです。ましてや、最初にいくつか応募したくらいで、決めつけることはできません。

今、このタイミングで話が進まなかった案件と全く同じように見える案件があったとしても、派遣先企業の企業規模や業種が違うだけで、いや、同じ企業の同じ案件でも時期が変わるだけで、話が進むか否かが変わってきたりします。(同じ職種でも、若い方がいいなーという案件と、10年以内には自動化する予定だから50歳くらいの方で経験者だといいなーという案件があったりします)

派遣会社も(派遣先も)、明白に派遣で働く方を採点したり、条件やロジックがすべてで進めているわけではないのです。

派遣会社も派遣先担当者も未経験者優先がいいと持っているのに、派遣先担当者の上司は経験者を探している・・・けども見つからない・・・みたいな案件だったものが、今日、上司の方の考えが変わって、見た目は同じだけど、人選の仕方が変わることもあります。

なので、幅広く応募するとともに、少しの体験で先入観を持たないで、さらに幅を広げて応募していくのが良いのではないかと思います。


最後に

今回は、派遣会社の利用方法の解説として「仕事エントリーのコツ」というテーマで解説しました。

幅広く応募して、動向を見ていく。その中で自分の希望に近い、働きたいと思う環境を探していく。
そして、スムーズに進まなくても先入観を持たないで、より幅を広げて応募していく。
そういった仕事エントリーの仕方が良いのではないか?という内容でした。

もちろん、希望がはっきりしている人であれば、ピンポイントにエントリーすることも良いですし、収入がない期間が多少あっても大丈夫であれば、一件ずつ吟味してエントリーすることも良いです。いずれにせよ、派遣会社をうまく利用してほしいなと思います。

次回は「応募~就業開始までに気を付けること」というテーマでお話しします。

では、また!





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