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引退を考えて、肥大した自己に気が付いた話

こんにちはー!
今日のnoteは「引退を考えて、肥大した自己に気が付いた話」です。

今日は僕にとって2022年の仕事納めです。
仕事としての2022年を振り返ってみようと思います。

負けて曲げた1年だった

僕には、所属している会社から引退するルールと人材サービスから引退するときのルールがあります。(自分ルール)

所属している会社を引退するルールは
「利益を生み出せなくなった時」
です。

人材サービスから引退するルールは
「嘘をついたり、自分を曲げたとき」
です。

そして、恐ろしいことに、今年の僕はその両方をやってしまったのです。


チームは赤字

僕の今年のミッションは、新しいチームを作って、赤字の事業を立て直すことでした。
そして、一年間挑戦した結果・・・
より赤字になりました。泣

シンプルに新しいチームの人件費分くらいが赤字です。
僕の存在は一体・・・

これはまさに、会社から引退するルールそのものであり、20代のころ(ちょっとは尖ってた)の僕が見たら、確実に「おい、オッサン!もう引退しろよ!ピヨピヨ!」って言ったと思います。

実際、15年間の今の会社の人生で、初めて就活しました。


絶対に許可しない言動を許す

さらに、僕は人材サービスにおいて曲げたくない領域を曲げました。
他人が絡むのでたとえ話ですが、やりたくないのに僕のチームに来たメンバーがいて、「人材サービスなんてクソでやりたくない」的なことを言っているのに、その方に求職者対応をし貰うために、ヘラヘラしながら迎合する・・・みたいなイメージです。(あくまでたとえ話)

僕は、仕事なんかで疲弊することには反対です。
自給自足よりも楽だからみんなで分業しているだけなのに、すり減るのはおかしいと思っています。
でも、逆に嫌なことや向いてない仕事を無理するのも良くないし、社会全体にも失礼だと思っています。
得意だったり、頑張りたい仕事に取り組んでいくのが前提なのではないでしょうか。

特に、プライドを持っている人材サービスという仕事においては、やっぱり従事者が守るべきモラルやあり方というものはあると考えています。
実際に先輩に「そんな言い方やスタンスでこの仕事やるなら、僕の目に見えないとこでやってください」と言ったこともあります。

でも今回、めちゃくちゃ悩んだ結果、自分の信念を曲げに曲げ、ありたくない姿に迎合しました。

もちろん、実際に人材サービス以外の仕事に移ることを検討しました。


自分が肥大している

そんな風に引退を検討しながら、そうなってしまったことを反省し、これから修正していくことについても考えていました。

そして、気が付いたことがあります。

「自分にコントロールできる範囲がいつの間にか広がりすぎてないか?」と。

赤字を叩いたことも、自分を曲げたことも、かなりの割合で自分以外の要因に左右されており(悔しいから詳しくは割愛)、どれだけ自責で考えても、自分の行動のクリティカルな修正点が見つからなかったのです。(何なら15年で一番頑張った)

そこから、僕は引退撤回を考えるようになりました。引退しようとしたら、家族を養える給料を稼げなさそうだったからではありません。

結果として利益を出せたかどうか?という外的要因が多々ある引退ルールは、自分のコントロールできる範囲を肥大化させているのではないのか?(引退したら家族を養えないからではありません

他人の仕事へのあり方にまで不寛容になったり、コントロールしようとするのは、自己の肥大化なのではないだろうか?(人材サービスから引退したらポンコツすぎるからではありません。家族を養えないからでもありません。

僕は自分のコントロールできる範囲を拡大解釈し、自己が肥大化しすぎていたかもしれません。


これからは自分にひたすら集中しよう

そんなことを考えながら、僕はこれから、「自分にひたすら集中しよう」と決めました。
自分の仕事が、自分自身の在り方が社会に利益を出せなくなったら、自分の言動が、自分自身のありたい姿や譲れない姿勢を曲げてしまったら、引退する(つもりw)でやっていこうと思います。(人材サービスから引退しなくてすんでよかった!)

というか、なんか変に若さが凄かった時代に決めたルールだから「引退」ってことになってますが、人材サービスから引退したら余計に社会貢献できなくなるような・・・いや、だからこそ嘘つかないとか正直に仕事するということに真摯になれるのか・・・

揺らぐ四十路。(これは、養う家族がいるからですw)


最後に

今日は「引退を考えて、肥大した自己に気が付いた話」というテーマで2022年の仕事を振り返ってみました。
どうやら、来年の目標は「自分自身にフォーカスすること」になりそうです。
自分のコントロールできる範囲に集中し、それをよりよいものにしていきたいと強く思いました。

では、また!





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