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ポジショントークの発生は、心理的安全性が崩れている証

こんにちはー!
今日のnoteは「ポジショントークの発生は、心理的安全性が崩れている証」というお話です。

ポジショントークが発生したら立ち止まろう

僕が考える、マネージャーやコミュニティのリーダーが立ち止まって考えた方が良い場面の1つに「ポジショントークが発生したとき」があります。
なぜなら、ポジショントークが発生する場面はチームやコミュニティの心理的安全性が損なわれている可能性が高いからです。


何かのせいにしないと主張できない

ポジショントークがなぜ心理的安全性と関係があるのか?
まずはポジショントークの定義を整理させてください。

ポジショントークとは、主張やポリシーに一貫性がなく、その時々で、自分(の立場)に都合がいいような発言をしてしまうこと

https://globis.jp/article/1774
より

もう少し具体的に言い換えれば、「自分の都合に合わせて無理矢理違う理屈を持ち出して主張する」と言えると思います。だからこそ一貫性がなくなるのです。

例えば、
「みんなが〇〇と言ってます。」
「(私はいいのですが)〇〇の人もいるのではないでしょうか?」
という類の主張はその典型です。


このポジショントークはマネージャーやリーダーにとってはすぐに分かりますよね。
「本当はあなたが思ってるんでしょ!?」ってw
その時にイライラする人もいるかもしれません。
でも、その苛立ちは抑えて、立ち止まって考えてください。

なぜ、そんな発言になるのでしょうか?
それは、その方針が決まったときや普段のコミュニケーションの中で、自分の意見や想いが抑圧されていると感じているからです。
普段から自分の主張が心理的安全性の下でできていれば、ポジショントーク的にならず(何かのせいにせずに)に素直に主張することができます。
もしくは、心理的に安全な環境でさえもポジショントークしなきゃいけないくらいの主張ならたぶん主張しないと思います。(品がないから)

逆に言うと、普段から意見を言えずにいるからこそ、品がないポジショントークをせざるを得ないのです。そして、そのポジショントークを正面から切り捨てることもできず、リーダーは苛立ち、さらに心理的安全性のないチームが出来上がるのです。
心理的に安全でない環境がポジショントークを引き出しているのです。

最後に

今日は「ポジショントークの発生は、心理的安全性が崩れている証」というテーマでお話しました。
ポジショントークはマネージャーやリーダーからすると対応しにくい主張ですが、その時は一度立ち止まって、チームの心理的安全性は確保されているか見直してみると良いかもしれません。

では、また!




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