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こんにちはー!
今日のnoteは「詐欺と営業を分けるもの」というお話です。


営業が下手な僕も、ベテランになった

僕は、昔から営業がへたくそで、フットワークの軽さでその下手さをカバーしたり、優しい上司にかばってもらって乗り切ったりwしていました。
入社してから半年間、何の売り上げも立てられなかったのは、今では一周回って自慢です。

でも、そんな僕も15年人材サービス営業を続ける中で、ベテランなりの技術が身についたな・・・と思う場面が増えてきました。

具体的には、顧客開拓や求職者対応の中で、後輩から「すごく親身で、100%顧客のことを考えている」と言われることが増えたのです。(今の若者がピュアとかもあるのかな)

僕はそんなことを言われるたびに思います。
僕が顧客のことを考えているのは事実だけどw、そう思わせていることのほとんどは営業スキルなんだよな・・・と。

営業がへたくそだった僕も、15年の歳月の中で、身内である後輩も騙すことができる技術を身に着けたようです。


営業と詐欺を分けるもの

僕はしみじみ、そして常々、営業の技術と詐欺の技術は一緒だと思います。

適切なタイミングとシチュエーションを演出し、その絶妙なタイミングでサービスを知らせたり進めたりして、要所に説得力のある決めゼリフを持ち、相手を褒めたり、リスクを煽ったりして、サービスを買ってもらう・・・

これが営業の技術だとしたら、その技術を使って、必要のないものや価値のないものを買わせるのが詐欺師なのではないでしょうか。

僕は、年々、営業と詐欺を分けるものは基本的には何もないという思いが強くなっています。ただ唯一それを分けるのは、お客様がよりよくなることを願う気持ちがあるかどうかだと思うのです。

実際に、ある経験値を超えた人材サービス営業は理解してくれると思うのですが、状況がある程度そろえば、Aという選択肢でも、Bという選択肢でも、どちらも採用してもらえるような技術は存在します。

良いことなのか、悪いことなのか・・・営業が下手な僕でさえ一定の技術を持っているのです。


今日だって、営業はお客様が良くなることを願う

だから、僕は今日も、明日も、明後日もクライアント企業や求職者がよりよくなることを願います
それが、15年の歳月をかけて、僕に営業の技術を与えてくれた社会への責任だからです。
その気になったら価値のないものを売ることもできうる技術を持つもの(下手だけど)として、その気持ちだけは見失わないでこれからも活動していきたいです。


最後に

今日は、「詐欺と営業を分けるもの」というテーマでお話ししました。
ちょうど、後輩から「顧客への思いが伝わって感動しました!」くらいに言われて、急に不安になって振り返ってみました。

僕は、人が仕事を選ぶという人生の分岐点に、真摯に向き合えているのでしょうか。
今日のところは、誰に見られても恥ずかしくないくらい向き合うことができていると思うことができました。
これからも、現役の人材サービス営業でいる限り、その姿勢だけは見失わないでいたいです。

きっと、他の業界の営業パーソンも同じですよね。
僕らには詐欺ができる技術がきっとあります。
営業仲間の皆さん、その技術は世の中が良くなることに使いましょう!

では、また!





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