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こんにちはー!
今日のnoteは「暇は正義」というテーマです。


みんな忙しい

僕はマネージャーとして大切にしていることがあります。
それは、暇な人や時間を作ることです。

大体のチームに着任すると、みんな忙しいんです。
そんな時、ぜひ考えて欲しいのは、現時点で全員が忙しい(やらなきゃいけない仕事で溢れてる)なら、もうマネージャーに出来ることはあまりありません。

まずはやめる仕事を決めるか、人を増やすかして、投資できる時間(リソース)を確保することになります。

僕はそれを暇を作ると捉えています。
そして、人を増やすこともやめる仕事を決めることもしないチームはやることが増え続ける地獄へ突入します。

暇なこともある

で、そんなときに少し難しいポイントが…
それは「実は暇なこともある」ということです。

忙しいフリをしているとまでは言わないですが、仕事は時間があるだけ膨らむので本当はそこまで重要ではない仕事で溢れていることもあります。

また、根が深い呪いとして「忙しくなくてはいけない。暇だとまずい。」という固定観念があることがあります。
暇を作るために現状の暇を知りたいマネージャーと暇とは言いにくいメンバーという図式から始まることが多いです。

優先順位が低い仕事は暇だからやる

そんなときに、メンバーから暇な時間を無理なく引き出し、人手を増やすか否かを検討するために僕が物差しにしている考え方を紹介します。

それは、「優先順位の低い仕事は暇だからやると定義すること」です。
例えば、僕の本業である営業の仕事でいうと、これにはテレアポなどのアプローチが該当します。
テレアポも大切な仕事ですが、お客様とのアポイントや提案、クロージングなどと比較すると、即座にお客様に迷惑をかけることはないという点で優先順位が一番低いと言えます。(現実にはもっと優先順位の低い仕事はありますが、例えです)
この優先順位が比較して低いテレアポを、「暇だからテレアポをする」と定義します。
もちろん、テレアポにも行動目標やKPIの設定はするのですが、「暇だからやること」と捉えなおすようにします。そうすれば、テレアポよりも優先すべきそうな仕事が出てきたときにそれを実行するか否か、新しい挑戦が出てきたらテレアポよりも優先すべきかなどを検討する物差しになります。
また、テレアポが優先順位が低くともできるだけ取り組むべき状況(テレアポの効率が異常に高いなど)であれば、「暇だからやる」と定義できないので、人員を増やすことが好ましいタイミングと判断します。


「暇を作る→作れなければ増員(の相談を上司にする)→暇を作れればその時間とリソースを最適化」という流れが、マネージャーがメンバーの時間効率を上げるための考え方として比較的簡単ではないかと思います。



最後に

今日は「暇は正義」というテーマで、マネジメントにおいて暇を作ることの重要性についてお話ししました。

僕は、何に時間を使うかのマネジメントはメンバーが暇にならないとできないということに気が付くまで、「とにかく頑張れ!」というアプローチか、「とにかく結果出せ!」というアプローチでやることを増やしづけることしかできていなかったのでとても反省しています。

暇って良いことだよね。ってはっきり認識して仕事に組み込めるようになってからは、そのあたりはメンバーに迷惑かけることは減ったかもしれないと思います。

では、また!




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