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我が子を素敵な大人に育てる方法_section6(全25)10〜12

こんにちは。

「我が子を素敵な大人に育てる方法」を紹介します。
※「子育てベスト100」をもとに書いています

今回はsection6 その10〜12です。
※過去記事一覧はこちら

section6 体力をつけるには?
〜「栄養と運動」で脳と体を強くする〜

section6 その10 「免疫力」をつける
〜病気になりにくい体をつくる〜

 現代では、除菌・殺菌が行き届き、かつてより衛生環境がよくなりました。親の衛生意識も昔とは段違いに上がり、子どもたちは清潔な環境で安心な暮らしを送れるようになりました。
 ですが、その反面、子どもたちが雑菌に触れる機会が減っていることが「免疫力」を弱める原因のひとつにもなっています。
 パソコンやネット環境が進化した結果、運動不足や睡眠不足、ストレスを抱えた子どもも増えており、そうした問題も免疫力を低下させています。
 免疫力を高めると、風邪などの感染症にかかりにくくなるだけでなく、血行がよくなって脳や体の動きが活発になります
 ちょっと汚い話になりますが、私が子供の頃は、落としたお菓子などは「3秒ルール」とか言って、落ちてから3秒以内なら食べても良いみたいな感じで食べていました(笑)昔はこれ結構普通でしたが、今の子どもたちは親御さんの教育が行き届いていて「落ちたものは食べない」となっていますが、これはこれで体を弱めている要因の1つだなぁと、昔のことを思い出しながら思いました。

「免疫力」をつけるにはどうすればいい?

■タンパク質をとって筋肉をつける
 白血球には、免疫を担当する細胞が集まっています。体温が上がると血流がよくなり、白血球が体中をめぐることで、免疫力が発揮されます。
 体温を上げるには、体内に熱をつくる必要があります。筋肉はつねにエネルギーを代謝して熱をつくってくれます。ですから、タンパク質をしっかりとって筋肉をつけることが大切です。
 タンパク質は、免疫細胞そのものの材料にもなります。肉や魚、牛乳や豆類をかたよらずに食べるようにします。

■いろいろなおかずを食べる
 腸には、体内の免疫細胞の60〜70%が存在しています。発酵食品と食物繊維、オリゴ糖は免疫機能を高めてくれます。発酵食品とは、納豆や味噌、チーズ、ヨーグルトなどです。
 さらに、腸内環境を整えるだけでなく、免疫細胞を活性化させる必要もあります。
 免疫細胞を活性化させるには、タンパク質が必要です。ビタミン類も、細胞の免疫機能を助けますし、亜鉛などのミネラル類も、免疫細胞を保護するために必要です。
 このように、免疫力には多くの栄養素が関わっていますが、毎食複雑な栄養計算をしなくても、298ページのように、「主食:主菜:副菜=3:1:2」の割合でいろいろな種類のおかずを食べたり、「旬の食材」を意識したりすることで、自然にバランスがとれます。

■外で遊ぶ
 紫外線を浴びることで人間がみずから合成できるビタミンが「ビタミンD」です。ビタミンDは、がんや自己免疫疾患、感染症の発症予防に関係しています
 東京慈恵会医科大学の浦島充佳教授らの研究によると、インフルエンザがはやりだす前からビタミンDを意識してとっていたら、発症率が半減したといいます。ビタミン Dはサバなどの魚類やしいたけなどのキノコ類に含まれるものの、食べ物だけでは不十分です。
 紫外線=悪とみなされがちですが、紫外線の強い時間帯に肌の極端な露出を避ければ 、30分程度の外遊びや散歩をするだけでも多くのビタミンDが合成され、免疫力を高められます

画像:—『子育てベスト100――「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり』加藤 紀子著

■十分な睡眠をとる
 睡眠不足は免疫力を低下させます。早稲田大学人間科学部の前橋明教授によると、たくさん体を動かし、睡眠のリズムが整えば、自律神経の働きがよくなって、低体温などの体温異常が減少するといいます。
 外で遊ばせると同時に、たっぷりと睡眠をとることで体温が安定し、免疫力が高まります

section6 その11 「体」を動かす
〜ケガをしにくい体をつくる〜

 小さな段差を飛び降りたら足首を骨折、跳び箱を跳んだらバランスを崩して両手首を骨折……そうしたささいなことで骨折する子どもが増えています。
 骨を丈夫にするには、骨に圧を加える運動が最適です。
 日本の骨折研究で有名な京都府立医科大学の保田岩夫医師の研究によると、骨に圧力を加えることによる振動でマイナス電気が発生し、この電気がカルシウムを呼び寄せて骨への沈着をうながし、骨の細胞を活発にすることがわかっています。
 骨に圧を加える運動は、走る・跳ぶ・踏み込むなど、日常の外遊びやスポ ーツに含まれています。

■体全体をバランスよく使う
 その一方で、スポーツに積極的に取り組んでいるタイプの子にも、特定の部位に必要以上の負担をかけることで機能障害が起きることがあります。
 ひとつのスポーツに特化しすぎると、使われる部位がかたより、体全体の柔軟性やバランスが損なわれてしまうのです。
 骨の成長期にある子どもには、日常生活の中で動きにバリエ ーションをもたせ、無理をさせず、かたよりなく全身を使わせることが大切です。

効果的に「体」を動かすにはどうすればいい?

■運動はを毎日1時間程度」が最適
 幼児から、小学生、中学生くらいまでは、毎日1時間くらいの外遊びや運動が最適です。
 もっと運動したい場合でも2時間を限度にし、長く運動した日の翌日はゆっくりと休むようにします。野球で連日投げ続けるなど、骨の成長途中に無理をすると、逆に骨を痛めることになります。

■痛みが続いたら専門医に診てもらう
 痛みが1週間以上続くなどの症状があれば 、専門医を受診するようにします。早く発見できれば、早く治すことができるからです。

■動物ポーズで体操を
 理学療法士集団キッズプロジェクトチームが監修した、骨を育てる「骨ほね体操」は、動物になりきって遊びながら骨に圧力を加えることができます。
 浜脇整形外科リハビリセンター長の村瀬正昭医師は、「動物の真似をしながら筋力や強い骨をつくる骨ほね体操は、全身のストレッチを十分に行うウォームアップと、体操後のクールダウンも必ずセットにして行なうことがポイントです。骨ほね体操も含めて、できれば毎日1時間程度体を動かすことが、成長期の子どもにとってはとても重要です」とアドバイスします。

画像:—『子育てベスト100――「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり』加藤 紀子著

section6 その12 「スポーツ」をする
〜マルチな競技をのびのび楽しむ〜

 外遊びの時間や場所が減り、子どもの体力の低下が叫ばれる一方で、幼いころからスポーツに打ち込み、プロをめざすような子もたくさんいます。最近ではさまざまな競技で、世界を舞台に活躍する日本人選手が増えてきたこともあって、夢をふくらませる子どもも多いでしょう。
 ところが、同じ動作のくりかえしなどが原因の「オーバーユース」によって、骨や筋肉や靱帯などを痛めてしまう「スポーツ障害」が問題になっています。子どものスポーツ障害にくわしい村瀬正昭医師は、「子どもの骨の強さは70歳、80歳の高齢者と同じ。小学校低学年の筋肉はもっと弱いので、大人より注意が必要」と警鐘を鳴らします。
 成長期の骨には骨を長く成長させるために重要な「成長軟骨」というものがあり、このやわらかい骨の層にハードな練習で負担がくりかえし加わると、障害が出てくるのだそうです。
 炎症を起こしたり、骨がはがれたり折れたりしてしまうこともあります。適切な治療が遅れるとそのまま固まって元に戻らなくなり、大人になっても痛みに悩まされる人もいます。
 とくに身長が伸びている時期は、骨がまだやわらかいため、ケガを予防するには、負担の大きい無理な練習をさせないことが大切です。

うまく「スポーツ」をするにはどうすればいい?

■さまざまな競技を楽しむ
 欧米の子どもには、野球、サッカー、バスケットボールなど、季節ごとに競技を変える「マルチスポーツ」が定着しています。さまざまな種目を体験することで、隠れた可能性を見つける機会を増やすだけでなく、さまざまな体の部位を使うことでバランスのよい体づくりができるからです。
 メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手は、小学校時代に野球だけでなく水泳も習っていたことが、関節の柔軟さにつながっているといわれています。マルチスポーツのメリットには注目が集まっています。



■オーバーユースに気をつける
 村瀬医師は、オーバーユースを防ぐために、毎日違うことをするよう勧めています。たとえば野球をしているなら、今日走りこんだら、翌日は素振りをして上半身を使う、違うポジションでやってみる、右打ちも左打ちもやる、といった具合です。

■スポーツの前後にストレッチをする
 成長途中のやわらかい骨を守り、筋肉や靱帯などの筋を痛めないためには、スポーツの前後に必ずストレッチをやるようにします。ラジオ体操は、運動前に行なうと筋肉が温まって体がやわらかくなり、血行がよくなります。運動後は疲れた筋肉に乳酸などの疲労物質がたまっているので、深い呼吸とともにストレッチをして、ゆっくりとクールダウンします。

■筋肉の炎症にはアイシング
 冷やすことは、筋肉の炎症を抑えて回復を早めるために有効です
 炎症やケガのダメージを抑える方法として「RICE」と呼ばれる処置が知られています。
 まずは安静にし(R e s t)、氷で患部を冷やし(I c e)、腫れているときは軽く圧を加えて(C o m p r e s s i o n)包帯を巻き 、20分間ほど患部を心臓より高い位置に上げます( E l e v a t i o n )。
 R I C Eは、捻挫や打撲のときの応急処置としても不可欠です。

今回はここまでです

いかがでしたか?
除菌、殺菌のやりすぎは逆に子どもを弱らせる可能性があるという認識を持ちましょう。
そして、ガッツリしたスポーツは強制できませんが、可能な限り適度に体を動かすことはとても大切なので、一緒に散歩に行ったりしてみてください。

それでは素敵な1日をお過ごしください。
トッププロ家庭教師の酒匂でした。

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