[日記]都会と地方自分にとってどっちがいいのだろうか

都会に出てきて数年経ちました。
都会の良いと感じる部分は

・何でもある

個人的にはこれだと思います。
服も飲食もアミューズメント系も何でもありすぎるくらいにある。
色んな病院が直ぐ近くにあるのも凄く良い。
ネットの配達を待つより仕事帰りにサクッと寄って買った方が早く手に入るとかは経験した気がするし、実物を見たいとなれば、当日お店に行けたりするのも便利。
正直数年経っても行っていない所が多くて、お初なところにいくと旅行気分が味わえるのも良い。

IKEAとかロフトみたいな大型店舗からドーナツ店とかボードゲームカフェとかちょっとニッチな専門店も沢山あって、ふらっと寄れるのがとても楽しい。

ほんと色々あるけど、どんなジャンルに関しても沢山身近にあるって言うのは飽きない。


悪い部分は

・多すぎる

物も人も多すぎる。

人は自ら選択する事が価値ある事で良い結果を生むと直感的に考えるが、それは事実と反する時がある。
時には選ばないって選択をする事も良い結果を生む事がある。
恋愛に関しても、自由恋愛よりお見合い結婚した夫婦の方が幸福度が高かったりする、つまる所離婚率が低い。
誰を上司にするかに関しても、人が選ぶよりランダムで選別した方が良かったりする。

僕は優柔不断というか何かを選ぶ時に色んな事を考えすぎるタイプだから、選択肢がない方が実はよかったりするケースがある。

外食も1人では殆どしないから、いざ行くとなると後悔しない様色々調べてしまう。
しかし、調べたところで味なんて分からない。
分からないし人それぞれ感想は違うのに、アホだなぁって思いながら調べてしまう。
ちなみに、誰かと行く時は、その誰かと一緒に時間を過ごすという事が一番の目的になるから、お金さえ許せばどこでも良い。

それに、あるラーメン店が別のラーメン店より2倍3倍美味しいって事も個人的には無い。
そもそも美味しいって感覚も食べるタイミングとか環境で変わってくるし。
僕が本当に美味しいものを食べてないだけかもしれないけれど…。
だからお店が沢山合っても選ぶまでに時間がかかって疲れるという側面もある。
(選ばなきゃ良いじゃんっていうのは自分でも思っている)
それに殆ど外食、及び外出をしない時点で色んなお店があるというメリットが大分薄れてしまう。

ゲーセンみたいな色んな音がガチャガチャしてたりするのは好きじゃ無いし、クラブも楽しくなかったし、カフェで勉強とかも集中出来ない。
学生の頃はよく外で本読めるなぁって友達を見て思っていたから多分遺伝子的には内向的な方なんじゃないかと思っている。

だから地方にいたとしても、殆どの日数は今と同じ生活をしている気がする。
なんなら人も少なく落ち着いている分、大抵の日、精神面的には良いかもしれない。
後本当に感じたのは空気が綺麗だった…。
地方にいた時は空気が美味しいってよく分からなかったけど、自然が多い方が澄んでる。
都会が臭いだけかもしれないけど…。

後よく言われるのが物価。
地元に帰ったら物価高いでしょと言われるけど、それはあんまり感じた事がない。
高いものは沢山ある。
ただそれは、お店の母数自体が多いから必然的に多くなっているだけな気がする。
成城石井みたいなちょっとリッチなやつとか、デパ地下とか?
野菜とかも地元の方が高い事もあったから場所によりそうだし、書籍とか家電は都会だから高くなるって事はない。
ネットで買えるものは地方だろうと関係ない。
だから家賃以外で物価が気になった事はない。


後は都会は人が冷たいとかよく見るかな?

中国からきた留学生が日本に住みたいけど北海道が良いと言っていた。
理由を聞くと、都会の電車に乗るとみんな顔がゾンビみたいで怖いとの事だった。

昔より色んな事が自分で決められる様になった、つまり自由を手にしたのに何故かゾンビみたいな顔をして生きている。
非常に愚かな生き物だとその時も感じた。

集合的無意識みたいなものは国単位でもそうかもしれないし、より小さい規模でもある気がしている。
そういう意味では都会ならではの人の空気感はあるのかもしれない。

また、格差が顕著なのも合ってか、人の余裕のなさを感じやすくなっているのかもしれないし、流れが早い分狙わないとコミュニティが育ちづらくて個人主義な傾向が高くなっているのかもしれない。

ただそれは全体としてみた時で、個々人と時間をかけ関わってみると変わらない気がしている。

こう考えていると、遺伝子的には地方の方が幸せに生きれそうだなぁって感じる。
実際ストレスをマッハで感じてた時は甘いものを馬鹿みたいに食べないとやってられなくて、俺甘いものめっちゃ好きだなぁって思ってたけれど、生活習慣を整えると、甘いもの好きは変わらずともファミリーパックのチョコをちょっとつまむくらいで済ませられる様になったりした。

それに朝日を浴びて、体を動かして、のんびりして、ゲーム軽くやったりアニメや映画みたり本読んでってくらいでも結構幸せを感じられることに気づいた。刺激は全くないけど。

でも、こんな感じで内向的な遺伝子を持っている気はするけど、外出自体が嫌いなわけではない。
実際外出すると楽しい。
あれもこれもやってみたいなぁって思う事は沢山ある。
ただ家で過ごしても割と幸福だから、労力とお金のコストを考えると家で過ごす事が多くなる。

だからこんな生活なら地方の方がいいんじゃないか?って最近思う。
外出しなかったら同じなんだけど、いつでも行く事が出来る状況を手放すとなると心惜しくなる。
非常に厄介な心理だ。

けどそれは今僕があまりうまくいっていない事への逃げとしてそういう思考になってしまっているんじゃないかなという気もしている。
時間とお金さえあれば、天秤が傾きそうな気がするからだ。
地方に戻ったら戻ったで刺激が足りないとか言い出しそうだし。

前の職場がとにかく時間に追われる場所だった事もあって、常に落ち着かず中々辛かった。
ON/OFFがはっきりしている方で、短いONの時間でダッーとやってしまうタイプだからONが長時間続くと色々と体が壊れてくる。
頭で考える事と遺伝子が何ともチグハグだ。

こういう時はAかBかではなくCやらDを見つけるべきなのかもしれない
さて、どうしたものか…





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