車高短の悩み
皆さんはどのようなお車に乗られていますか?
皆さんも一度は「こんな車に乗ってみたい」と思ったことがあると思います。私は大学生時代からカローラフィールダーという車に乗っています。学生時代は数あるジャンルの中でも車高短というジャンルが好みで、「車高短車がかっこいいから乗りたい!」と思い、所有した時からコツコツとカスタムしていき、理想の車高短車に近づけていきました。しかし、車高短車を所有する時にはいろいろな悩みが出てきます。今回は私が車高短車に乗る時に経験した悩みをご紹介していこうと思います。
どのような悩みか?
車高短車は文字の通り車高が低く見た目がかっこいいのですが、一般的な普通車(何もカスタムをしていない純正状態の車両)に乗るときには気にする必要がないことに注意して運転しなければいけません。
例えば、
車体の底を擦る
道路の状態
踏切の有無
段差の高さ
駐車場の造り
①車体の底を擦る
車高短車は、ちょっとした凹凸があるがために車体の底を擦ってしまいます。そもそもなせ車体の底を擦ってはいけないのか?「擦るくらいなら大したことではないから平気じゃない?」と思う方がいらっしゃると思いますが、車にとって車体の底を擦ったり、何かが当たるということは大きな故障に繋がることなのです。例えば、車にはマフラーという部品が車両の下側に装着されています。この部品が破損してしまうと、破損した部分から物凄く大きな音が出るようになり、車検が通らなくなります。他には、燃料をエンジンに送るための配管や、エンジンの力をタイヤに伝えるための部品などが車体の下の部分に装着されています。そのため、車体の底を擦らないようにしなければいけません。
②道路の状態
一般的な普通車に乗るときは特に気にすることはないと思います。それなのになぜ、道路の状態を気にしなければいけないかというと、上記で述べたことが理由です。すべての道路がきれいな状態ではありません。状態が悪い、注意しなければいけない道路というのは、マンホールが少し出っ張っている所や、歪んでしまっているアスファルト(積載オーバーの車両が走行して起こる歪み、冬のタイヤチェーンを装着して走行することで起こる歪みなど)などがあります。このような道路を走行する時は、周りの車の状況を確認して、その部分を避けて走行します。
③踏切の有無
車高短車にとって踏切というのは、できるだけ避けたい所です。全ての踏切が平坦で渡りやすい状態であればいいのですが、そういうわけにもいきません。古くからある踏切は山のように膨らんでいたり、線路と線路の間が沈んでいて段差になっている所があります。最近では、渋滞解消を目的とした立体交差化進んでいるので、踏切が減ってきています。車高短車ユーザーにとってはとても嬉しいことです。
④段差の高さ
これに関しては、ドライブ好きや観光好き、出かけることが好きな方にとっては大きな問題です。例えば、行きたいお店、コンビニの入り口の段差が高いことで駐車場に入ることが出来ないということです。車高短車ユーザーは出かける前にある程度の下調べが必要となってきます。突発的に入りたくなったお店があったとしても、入り口の状況を見て瞬時に入れるか否かを判断する必要があります。判断を誤り、無理やり入場してしまうと、退場する時に苦労するか、そもそも退場できない状況に陥ってしまう可能性があります。そのため、冷静に早く正しい判断をすることが必要になります。
⑤駐車場の造り
下調べをする項目は入れるかどうかだけではありません。また、突発的に行きたくなったお店の前で上記の判断を正しく出来たからと言って安心は出来ません。それは、車高短車には駐車できない以下のような駐車場があるからです。
ロック板付きのパーキング
タワー駐車場(入庫後に車両用エレベーターで車を移動する)
立体駐車場(ショッピングモール、大型商業施設など)
駐車スペースが狭くて輪留めが大きい
ロック板付きのパーキングと関しては、「地上高9㎝以下の車両は駐車不可」といった文言が書かれている所が多いです。タワー駐車場に関しては、基本的に有人式であるので、機械の故障や車の損傷があることを理由に入庫を拒否されることがほとんどです。
立体駐車場は、上階に行くための傾斜がきついため、駐車スペースに辿り着くことが難しいです。車高短車ユーザーは混雑していても平面駐車場を選択するか、混雑をしている時間を避けて平面駐車場に駐車します。
車高短車は車高が低いため輪留めがタイヤに当たるまで後退することが出来ません。タイヤが輪留めに当たる前に、リアバンパーやマフラーに輪留めが当たるため、後退しきれずに通常の駐車スペースより少し前側に駐車することになります。なので、駐車スペースが狭くて輪留めが大きい駐車場停められません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今後もし車高短車に乗りたいという方や乗る予定がある方は、
ぜひ参考にして頂ければと思います。
最後まで見て頂きましてありがとうございます。
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