その顔は
この世界の光を信じようとして
はるか遠くにある空へと
顔を向けている
ひまわり
あなたは蜃気楼の向こう側に
何を見ているのか
人の幸せを優しさを
見ているのだろうか
灰色の毎日でも
雨が降るような時でも
顔をうつむかせず
ただひたすらに咲かせている
あなたのことを
僕はずっと気づいているよ
人のために命を燃やしている
あなたのことを
僕はこの先も決して忘れない
遠くを見ると
まっすぐに伸びていく砂利道を
年配の夫婦が
手をつないで歩いていた
歩いてきた道のりと
これから歩いていく道のりも
その絆の1点があれば
2人で1つの真実が見える
きっと
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