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自己肯定感を高めるってどうすればいいの?

こんにちは、Ryoです!

自己肯定感という言葉って近年よく耳にするようになりましたよね。

HSPの特徴の中に”自己肯定感が低い”というのがあるので、HSPの方にとってこの言葉は結構馴染みのある言葉なんじゃないでしょうか。

ということで今回はこの”自己肯定”や”自信”をテーマにお話ししていきたいと思います。


自己肯定感を高めることや自信をつけることについての疑問

一般的なイメージとして、自己肯定といえば自分に自信が持てるようになったり、自分で自分を褒めてあげられるようになる事が浮かびますが
そこで行き着くのが、『そもそもこれまで自信を持てた事がなかったり、自分を褒めてあげることができなかったりした人がその体質を変えることなんてできるの?』という疑問。

実際僕も色々調べて試してみたりしましたが、今振り返ってみるとやはり根本的な性格は変わっていないんですよね。

例えば”嫌われる勇気”という本を読んでなるほどなと思ったものの
実際自分が嫌われる勇気なんて持てないよ!といった感じです笑

このように頭で理解することと実際に行動に移せるかどうかは別問題。

経験談というか僕が気付いたことをお話ししますが
何年か前に知り合った人で、見るからに自信に満ち溢れていて
普通であれば緊張してしまったり怖気付いてしまうような相手に対しても堂々と接していて、その人が飲みに誘えば色んな人が集まるような人がいました。

知名度の高い人だろうが自分の部下だろうがほんとに例外なく誰に対しても同じように堂々と接するので
僕はその人を見て『かっこいいな』とか『やっぱり自信に満ち溢れてて実績もある人だから周りに人が集まるんだな』と思い、自分もこんなふうになりたいと思った事があったんですよ。

それと同時に『自分には特に実績もないから自信が持てないんだな』とも感じていました。
『だから自信をつけるためには実績が必要だ』
当時はそう思いました。

果たしてそれは正解なのか。
今思えば逆なのではないかと思います。

実績があるから自信を持っていて人も集まるのではなく、自分に対して絶対的な自信を持っているから実績を作るまで行動できたし人を惹きつける事ができた。
こっちが正解だと思います。

恐らくその人はなんの実績もない頃も今と同じ振る舞い方だったし、自信を持っていたと思います。
仮に今その人から実績を何もかも奪ったとしても、その人に対する周りからの印象やその人の振る舞い方は何も変わらないんですよね。

実績ではなく自信が先だとして、ならば自分も彼と同じような振る舞い方ができるかと言えば、それは無理ではありませんが精神的に負担が大きいです。

自分と彼では何が違うのか。
それは”根拠のない自信を持つことができるか”だと思います。

根拠がないということはつまり先天的なもので
HSPと同じくその人の元々持っている性格のようなものです。

例外はあれど自信を持っている人の多くは元々自信を持ちやすい性格なのだという考えですね。

なかなか自信を持つ事ができない人が”自信の付け方”と検索して試してみても数ヶ月後に振り返ってみて『あまり何も変わってないな』と思うのは
その方法や方向性が自分に合っていないからだと思います。

では元々自己肯定感が低い、自信を持てない人はそのまま劣等感を抱えながら生きていくしかないのか。
そんなことはないです。

人それぞれ価値観や生き方が違うように、自分にとって必要なものや生きやすいと感じる環境も違うものです。
なので僕と同じような性格の方に向けて、そういうタイプの人は一体どうしたらいいのかというお話をしていきます。


そもそもほんとに自信は必要なのか

恐らく多くの方は『自信を持ちたい』と漠然と思っていますよね。
だから”自信の付け方”と検索してみる訳ですが、その前に自分がなぜそう思っているのかを考えたことがありますか?

『自信を持ちたい』と思うのは、自信が合ったほうが生きやすそうだし、自信さえあれば周りを気にすることなんてなくなると思うからじゃないでしょうか。

確かにそんな気はしますが仮に今自信を持てたとして
自分の根本的な性格、ものの感じ方って変わりますかね?

多分自信があっても周りの目は気にするし、人付き合いで疲れやすかったりする部分て変わらないんじゃないかなと思います。

ではほんとに自分にとって自信を付けることはそこまで重要なことなのか。

きっとほんとに望んでいることは、自信を付けることそのものではなくて
自分が自分のままで生きられること、窮屈感を感じずに生きられることですよね。

もしそうなのであれば、”自信を付ける”事に対してそこまで執着しなくてもいいと思います。

自信がない→自信を付けなきゃ→なかなか自信を持てるようにならない→やっぱり自分はダメだ
という自己否定ループにはまってしまっている人は、ある意味自分で自分の首を絞めてしまっている気がします。

そもそも『自分は自信がないからなんとかしなきゃ』という考え方が自己否定なので、その時点で自己肯定からかけ離れてしまっているんですよね。

なのであまり”自信を持つこと”に執着せずに、そんなループからは抜け出してしまった方が逆に自己肯定に繋がるんじゃないでしょうか。


ほんとに必要なのは自信じゃなくて環境なんじゃないか

ほんとに自分が求めているものは窮屈さを感じず自分らしく生きることなのであれば
追い求めるべきは自信ではなくて自分に合った環境なのではないでしょうか。

環境といってもそのかたちは人それぞれで、職場の環境だったり、仕事そのものだったり、身の回りの人間関係だったりする訳ですが
この環境が自分に合っていれば自分らしく生きられるし、自分らしくいられることがそのまま自己肯定に直結すると思います。

要は自分が素でいられるコミュニティにいるのか
自分に向いていることをしているのか
これが自己肯定に一番影響してくるはずです。

例えば、職場で自分をめちゃくちゃ否定してくる上司がいたとして
その環境で自己肯定なんてできませんよね。

『合わないな』と思っている人たちの輪の中にいて、その中で自分らしくいることなんてできませんよね。

だから、自己肯定感を高めたいのであれば無理に自信を持とうとするのではなく
『自信がなきゃやっていけない』と感じてしまう環境から身を引くこと
そして、相手からの否定、自分自身からの否定が少ない環境に身を置くこと

自分がまだ小さかった頃を思い出してみてください。
今考えてみるとあの頃って”自信”とか”自分らしさ”とか気にせずに生きてましたよね?

なんでそれができたのか。
子供の頃は自分の好きな相手と一緒に遊んで自分の好きな事をしていたからそんなこと考える必要がなかったんです。

自分を肯定するとか否定するとかの概念無しに元々僕たちは”自分らしかった”んです。
自分らしくあれる環境や行動を自分で選んでいたんですよね。

大人になったらそれは不可能で、嫌だと感じることも我慢しなければならないのか。
そんなことないはずです。

そんなに簡単に環境は変えらえないという常識に
そして、『我慢しなければならない』という日本特有の意識に縛られずに
自分の人生なのだから自分で選んで生きていいと思いますよ!

自分自身で選び取ること自体が自分らしさであり自己肯定の本質だと思います。

ということで今回はこれで以上になります!
また次回の記事で( ^ω^ )








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