家業に入って3か月目、僕はあいかわらず最高な日々を送ってます。みなさんも最高ですか?
というわけで、アトツギnote、投稿します。
このnoteは、2023年4月に、新卒から6年間お世話になった商工中金を退職し、家業である㈱カキヤに後継ぎとして入社した僕が、「何を感じたのか・何をやってきたのか・何をやりたいのか」、自分自身の棚卸をするため&承認欲求を満たすためのアトツギエッセイです。
やることが増えていってキャパ的にキツくなってきた今日この頃。職が変わっても立場が変わっても、タスク管理(特に振り返り)は精神衛生上とっても大事ね。
今月やったこと
☆6月やったこと
今回はやったことの中から「これは!」ってものをコメント付きでまとめていきます。
やれなかったこと
やる気満々で動いてみたけど「そんな単純な話じゃなくね?」「そこから準備しないといけないの?」「そんな事情があったの・・・」みたいなので止まること、よくあります。でもこれをそのままにしたらダメなんです。こいつらを諦めずに、行動し続けて成功させられるか、これこそが長期的視点を持っている「アトツギ」こそやるべき仕事なんだ!!・・・とモチベーションを高めるための失敗談、見ていってください
僕じゃ分からないから~信じるということ~
3ヶ月目にして「あ、これちょっとどうなんだろ」と思っていることが一つだけあります。
弊社には何か買いたいものがあるとき「購入稟議」を回付するルールがあります。部長未満は2万円、部長は5万円、このラインを超えるものは稟議を上位者に回して決裁をもらう必要があって、細々した改善をやりまくった4月5月は僕⇒社長に大量の稟議書を回付して決裁してもらいました(上手に説明+息子入社ボーナスタイムを活用しながら)。
3ヶ月目の6月、各部署の購入稟議がほぼ必ず僕に回ってくるようになったんです。「通しやすい」ところを見つけたんですね。僕も前職でそうでしたし、どの会社でもそうなんだろう、「会社としての判断」だとしても、通りやすい人と通りにくい人は必ずいます。今回の場合の問題は「僕が会社としての判断ができるだけの知識も経験もない」ことですよね、現場がこれが必要だ!と言ってきたら、僕はそれをいやこれ不要じゃね?とはなかなか判断できない。
ここで僕が取れる行動は大きく2択、①このまま自分で判断するor②社長に任せる。僕はこの状況を「あ、これちょっとどうなんだろ」と思いつつも、この場合は必ず①を選択しよう、5万円を超える時はどうやったら決裁をもらえるか僕も一緒に考えよう、そう決めて3か月目を過ごしました。必要・不要は僕じゃ分からない、信じる・信じないだと、信じない理由が僕にはまだ無いから、信じよう。この場合の時、僕は「信じるね」と言って決裁します。
海外実習生が少しだけお金を貸してほしいと頼んできました。なんでも故郷の家族が大変な状況で、今すぐお金が必要、なんとかお金は工面して3か月後には全額返せるから頼む、と。さすがにこれは社長に相談しましたが、「君の判断に任せるよ」と社長は言ってくれて、僕はその日にすぐお金を用意して、「信じるね」と言ってお金を貸しました。
この行動が、良かったのか悪かったのか、それは時間が経って結果が出たり、僕が必要・不要が分かるようになった時に改めて判断できるかもしれません。でも、良かろうが悪かろうが、これでうまく回っていくのであれば、僕は分からないままでもいいのかもしれないし、ずっと信じていればいいのかもしれない。
どちらにしてもこの「信じるね」の時の僕の心はすごい穏やかで、幸福感に溢れていて、「信じてもらえた」相手の心も同じ気持ちで溢れていたらいいなぁ、とそう思ったのでした。
カキヤのロゴ
今回のnoteの表紙にもなっている弊社ロゴ。KAKIYAの頭文字「K」をイメージしたものだということは分かるけど、特徴的なデザインに謎の斑点、何か意味があるんだろうか・・・。
たまたまそんなことを思ったので社長に聞いてみたところ、ちゃんと意味がありました(社長即答。早く教えてくれ)。
石巻生まれの海の男。海を飛び出し、蔵王の峰々を拝む内陸の大地白石でもって、その力強い波しぶきを上げる。
80歳を超えても今なおパワフルな、そんな創業者おじーちゃんにピッタリな、海の力強さが伝わるデザイン。
3ヶ月、家業のロゴさえ知らない自分には、まだまだ分からないことが沢山。少しづつ理解したり、理解できなかったり、そうやって進む毎日が、とても楽しい。