少しズラして希少性を高める
私はスポーツ現場で働くアスレティックトレーナー(ケガ人の対応やリハビリ担当をするトレーナー)としては世間的に見るとその存在は埋もれてしまいます。特に有名な訳ではないですから。
しかし少し分野をズラしてみると希少性が高まり、存在感が増すという事を実感しています。
別の分野で希少性を発揮する
私が普段勤務しているのは医療保険を使った訪問鍼灸マッサージの会社です。
対象となるのは外出困難な高齢者。
スポーツ現場で働くアスレティックトレーナーとは無縁に感じるかもしれません。
しかしアスレティックトレーナーとしての知識や経験・考え方(発想力)は驚くほどに会社内又は患者さんに対して影響力が大きいなと感じています。
業界内の常識は業界外では非常識
アスレティックトレーナーとしての常識として、運動指導、ケガの予防、応急処置など様々な分野を網羅して、能力を身につけていくという事があります。
訪問鍼灸マッサージの業界では意外と上記の内容には弱く、鍼灸やマッサージの技術的な部分を磨く事が中心となっています。
会社内でもアスレティックトレーナーとしての発想力を使う事で『〇〇さんはすごいアイデアをたくさん出してくれるな』とか『この仕事もお願いしたい』など仕事内容や立場まで変わってきました。
郷にいれば郷に従えという言葉がありますが、完全に服従するのではなく、自分の経験値からの意見も出していくと郷の環境も変わってくるのだと思います。
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