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「オンライン就活カレッジ」 - Day3 -


企業選定。業界研究。。むむむ。。


そうか。そこを見ればいいのか!!!


これまでの内容はこちら:Day1の記事Day2の記事

さぁ、はじまりました。就活カレッジ3日目。自己分析も終わり、ES・プレゼン作成の方法を学んだふるかわ。もう完全に強気になっている彼は今日、なにを学ぶのでしょうか。。

就活カレッジがなんなのかわからない方、自己分析について気になる方はDay1を、ES・プレゼン作成について気になる方はDay2を読んでみてください!!!

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本日も張り切っていきましょーーーー!!

やるき2


~ 企業選定/分析講座 ~

本日5/4(月)の講師も昨日同様、西島悠蔵さんが担当します!!

西島悠蔵 (にしじま ゆうぞう) さん
経歴
2010 全日本空輸(株) B767パイロット
2013 (株)リクルートキャリア 人事
2017 ベルフェイス(株) 人事責任者
現 在 (株)土屋鞄製造所 採用責任者


---  本日のおおまかな内容 ---

・就活の仕組みを知る講座
・自分の就活の軸に合う企業を見つける分析方法
・気になる企業を分析するワーク


悠ゾウ様「お、今日は目つきが違うねぇ。」

ふるかわ「僕はもう2日前の自分とは違うんです!」
                「バケモン集団に食らいついていきますよ!!」

悠ゾウ様「いいぞ、いいぞ、その意気じゃ。じゃけど、今日はワークより、インプット多めじゃが眠らないようについてくるんだぞ?しっかり聞いてないと今日のワークは突破できないぞ。」

ふるかわ「インプット多めかぁ。。眠らないように頑張らないとなぁ。。ちょっと、1時間だけ先に仮眠とって...」

悠ゾウ様「。。。。。」

ふるかわ「嘘です。バッチリ目しか開いてないです。」

悠ゾウ様「うむ。😊」


~ 就職活動の仕組み ~

 というわけで早速、講座に入っていきます!!

-- Agenda --
・市場規模
・採用手法
    ✓人材紹介
    ✓求人広告
    ✓ダイレクトリクルーティング
・おすすめの使い方

市場規模

 今回は、人材業界の市場規模を例におおまかな会社ごとの時価総額ランキングを見ました!

1位はぶっちぎりで1兆円規模のリクルートさん、それに続き1000億規模のパーソルキャリアさんや、エン・ジャパンさんなどが挙げられました。正直リクルートさんは、事業が人材だけにとどまらずホットペッパービューティーや、じゃらんなど、多岐に渡るので人材業界として比較するのはちょっと、せこい気がする。。。。by 悠蔵さん
 僕たち大学の就活生がよくつかう、マイナビさんは意外にも未上場なんですよねぇ。初知り。

 さらに、人材業界は今回のコロナのように、景気のアップダウンが激しのも特徴の一つです。そんななかでも、体力のある良い会社を見抜くには、不景気の時に採用をしているかどうか確認したり、IR情報を見て事業毎の財務状況や収益について確認することで見抜くことができます。これについては後ほど、紹介します!!

採用手法

 今回扱う採用手法は大きく分けて3つあります。

・人材紹介
・求人広告
・ダイレクトリクルーティング

上記の他にも、

・合同説明会フェア
・リファラル
・ソーシャルリクルーティング
・自社サイト(HP)

があります。

 人材紹介は就活生がエージェントを通して、行きたい企業の選考対策や悩み相談をし、エージェントが企業に学生を紹介。すると企業はエージェントに報酬を出すという仕組みになっています。

 就職エージェントの例・・・
リクナビ就職エージェント、doda新卒エージェント、マイナビ新卒紹介、type就活など。

 求人広告は、マイナビ、リクナビさんの新卒・転職サイトなどや、雑誌、新聞などに掲載されている求職者に向けた広告です。

 求人広告のメリットは、求職者が広告を見てエントリーし説明会までに行くのに企業側の工数がかからない点です。

 ちなみに、マイナビさんに広告をだすなら、安くて50万円~ 高くて1000万ほどの幅があるみたいです。

 ダイレクトリクルーティングは、従来の手法とは逆で企業側が気になる人材にアプローチし採用する手法です。工数はかかるものの、人材要件のマッチ度や入社後のギャップが起こりにくいメリットがあります。


~ おすすめの使い方 ~

悠蔵さんが最初に一言。


あなたの人生です。

就職活動は誰かのためではなく、

あなたのための活動


たしかに。周りを気にして、行きたくもない有名企業にエントリーしたり、親に言われたから、ここに就職する。それは果たして良い就職活動なんでしょうか。それで自分のためになっているのでしょうか。もし、それでも自信が満足しているならOKだと思います。けど、多くの人はそのような浅はかな気持ちで入社してしまうと、すぐに辞めてしまうでしょう。自分の人生なんだから、自分のためなんだから、企業選びは本気でやりませんか?妥協して就活しても誰も困りません。後々困るのはあなたです。

-- 人材紹介の活用方法 --

・エージェントは良いパートナーです。しかし、さきほども紹介したように裏ではしっかりビジネスとしてお金が回っているのでそこをしっかりした上で利用しましょう!!本当に親身になってくれるエージェントさんもいますが、中には就活生をお金にしか見てない人もいるので、あくまでもパートナーという位置づけで利用しましょう!!

・エージェントは情報をたくさん抱えているので、うまく利用し自分のほしい企業の情報を引き出しましょう!

・面接相手や、自己分析したので意見くださーいの他にも、悩みなどを相談する、かべうち相手になってもらうのも良い!!

メリット

・ネットには載っていない、秘密情報をもっている場合がある。
→もし、欲しい情報をもっていなければそれ以上利用しなくて良い
・客観的意見をもらえる。

デメリット

・お金がほしいがために、無理やり背中をゴリ押ししてくる。

もう一度いいますが、あなたの人生なのでエージェントに背中を押されても、最後は自分自信で進路は決めましょう。


-- 求人広告の活用方法 --

・大手はリクナビさんかマイナビさんでOK

・ベンチャーはWantedlyGoodfindがおすすめ!

・twitterやopenworkなどの口コミサイトは、チョイスを間違えない!
→話者が誰なのか、どのような身分の人が発信している情報なのかを見極める必要があります。例えば、否定的な情報をながしている人がその会社を退職したひとだった場合は、ネガティブな発言をしがちなのでそれだけを鵜呑みにするのは非常によくないです。他にも、学生が運営しているサイトなども、見えている領域が非常に限定的で参考にはしにくいので要注意。
 視野を広く持ち、情報の取捨選択をしましょう。ベンチャーであれば、twitterのエゴサーチなどでもいいかもしれません。ベンチャーの方々は、毎日自分の会社のエゴサーチをし、リアルタイムで評判をきにしているのでリアルな現状や意見が拾えるかもしれません。

 それでも実際、自分の気になることが見つからないかもしれません。
そこでおすすめするのが、今回の就活カレッジの元となったとも言える、

ガイアックスさんのオンライン就活です

毎回、参加する企業が異なりオンラインで開催されるのでお家で気軽に参加できます。さらに、各企業の人事さんが会社説明を終えると、就活生と人事さんがそれぞれグループにわかれて座談会という形でざっくばらんにおしゃべりする時間が設けられているので、その時間にきになっている事をバンバン聞くことができます!!僕もこれまでたくさんの企業の座談会に参加し、聞きたいことが気軽に聞くことができ、めちゃくちゃ使わせてもらってますww


~ 自分の就活の軸に合う企業を見つける分析方法 ~

ようやく、ここからは企業分析にはいります!!

-- おおまかな内容 --
・企業には推しポイントがある。
・外見だけで判断しない
・手段・手法


企業には推しポイントがある。


ふるかわ 「推しポイント?」

悠ゾウ様「うむ。会社には特に大事にしている4つポイントというのがあり、気になる会社がどれに対応しているのかを知る必要があるのじゃ。」

ふるかわ「うちの会社はイケメン、美女が多いとか、最先端の技術使ってるよ!とかですかね?」

悠ゾウ様「まぁまぁ、焦りなさんな。今から説明するぞ。」


企業の4P


企業の4P
・Philosophy →理念、バリュー etc..
・People → 人、組織。
・Profession → プロダクト、仕事内容 etc..
・Privilege → 給与、人事制度。

4Pの中で、自分は会社に何を求めるのかを考えそれを踏まえた上での企業選びをすると、ミスマッチが少なくなる!!


外見だけで判断しない


悠ゾウ様「ふるかわや、FUJIFILMという会社はしっておるな?」

ふるかわ「はい!カメラやレンズを作ってる会社ですよね!」

悠ゾウ様「そうじゃ、しかしFUJIFILMがヘルスケア事業で、化粧品などを作っているのは知っていたか?」

ふるかわ「え!?知りませんでした!!なんでですか??」

悠ゾウ様「なんにも知らないんじゃな。。」

悠ゾウ様「FUJIFILMは、写真フィルムと肌の角層の厚みが同じである事を発見し、元々持ち合わせていた技術を使いヘルスケア事業を始めたのじゃ。カメラ事業だけを続けていたら、もしかすると生き残れていなかったかもしれんのぉ」

ふるかわ「でもそれが就活とどう関係するんですか?」

はてな

悠ゾウ様「勘がにぶいのぉ。。。今その会社が何に力をいれていて、何が課題なのかを見抜く事が必要なのじゃ!!!」

ふるかわ「なるほど。。。って、どうやるんですかぁぁぁぁぁ!!!」

悠ゾウ様「HP、IR、バフェットコード etc.. をみるのじゃぁぁぁ!!!

ふるかわ「はいぃぃぃぃぃぃ!!!!」


イメージだけで会社を選ぶと難しい。

 先程あげたFUJIFILMの例以外にも、DHCは"大学翻訳センター"の略なのですが、現在は化粧品事業、健康食品事業、医薬品、アパレル事業などをやっています。他の例では、”ひとのときを、想う。”のCMで有名なJTはたばこ事業、医療事業、加工食品事業を行っています。

これをどう就活に紐付けるかというと、もしFUJIFILMに選考を出す場合、他のカメラ会社と併願をだすのは少し考えたほうが良いという事です。カメラ事業の売上は年々減少傾向にあり、そのような状況で「〜な理由からFUJIFILMさんが一番です!!」なんて言ってしまうと、人事さんからは「ああ。この人わかってないなぁ。。」て思われてしまうかもしれません。しかし、化粧品事業を目当てに選考を受けてみると、「この子、よくしらべてきてるなぁ。」と関心をもたれるはずです。

じゃあ、一体どうすれば今不調子な事業と、好調な事業を見分けられるのでしょうか。

その会社が上場しているのであれば、IRを見ましょう。

IR(: Investor Relations) とは、投資家向け資料のことです。

簡単に説明すると、企業が投資家に向けて経営状況や財務状況、業績動向に関する情報を発信する活動、資料の事をいいます!

IRを見ると、前年度と比べた利益の増減が事業毎に記されており、それを見る事でその会社の伸びている事業や、落ち込んでいる事業が一目瞭然です!

会社によっては、今後の課題も書いているのでチェックはマストですね!!


IR以外にも、バフェットコードというサイトがあります。

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事業内容や、沿革、そして、上の2枚目の画像からも分かる通り、会社の課題や、リスクまで書いてあるんですよ!!すごすぎる。。。。バフェットコード。。

しかし、デメリットとして、
上場していない会社には、IRがないのはもちろん、バフェットコードにも載ってませんのでご注意を。

まとめると・・・

客観的な数字→ IR資料、バフェットコード
個人の意見→ Twitter,openwork
自力情報→ OB訪問、面接情報

ということになります!!

大事なことは、どの媒体から情報を取るにも、自分がどういったところが収集しているのか、話者は誰なのかを理解する必要があるということです。

話者の選定

We (話者:自社)
・・・ Wantedly、PR Table、HP/オウンドメディア

It (話者:第三者媒体)
・・・ バフェットコード、HP/オウンドメディア以外メディア、日経新聞など。

I  (話者:個人)
・・・ Twitter、openwork

He / She (話者が外部の人間 or 元いた人間)
・・・ 口コミ


~ 気になる企業を分析するワーク ~

ここで4人一組、業界毎のグループに分かれて、企業の4Pを含めた企業分析プレゼンをしました。僕のグループはIT業界のチームです。30分しか制作時間はなかったので、IRを見る人、4Pを探す人、バフェットコードを見る人、プレゼン資料を作る人に役割分担しました。僕は、おばたくんしおりちゃんまゆちゃんとグループになりました。(全員noteやってるの、冷静に驚いたなぁ。)

まゆちゃんは、初日の自己分析ペアワーク以来でしたが今回も驚かされました。

ITグループ作成直後・・・

おばたくん「早速はじめますかぁ〜」

皆「お〜!!」

ふるかわ「役割きめよ!」

しおりちゃん「ん〜」

まゆちゃん「あ、私もうプレゼンの大枠つくってあるよ〜」

ふ,お,し「は!?!?!?(神だ。。)」

まゆちゃん「てへぺろ✌」


"できる"を超えてる。
 そのおかげもあり、みんなが調べた結果を口頭で伝えつつすべてが同時並行で進み、時間はかつかつでしたがそれなりのプレゼンができました!!

悠蔵さんに「よくこの時間でこのクオリティのもの作れるねぇw。。」と褒められた時はチームみんなにやついてたなぁwwww

~ 感想 ~

 企業研究は大事!!ってよく目にはするものの、どうすればいいのか正直わからなかった。しかし調べ方がわかった今、色んな企業を調べるのが楽しくなってきました。名前は知ってるけど、なにをしているのかよくわからない会社や、超有名企業だけど実はこういう事業もしている、この事業が意外と伸びてる/伸びてない。これらを知る事は就活の企業選定に限らず、業界全体の景気やトレンド、会社の仕組みなど社会に対する視野が一気に広がる感じがしました!

次回、ついに講座は最終日。面接対策です。

ありがとうございました。

ありがとう


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