「給料もPayPayで」という世の中な件。
ソフトバンクとグループ会社の計10社は25日、給与の一部をデジタルマネーで受け取れる「デジタル払い」で従業員に賃金を支給した。国内初の取り組み。希望した従業員が、同社系のスマホアプリ「PayPay」で受け取った。今後、一般企業でもデジタル払いができる環境を整え、「経済圏」拡大を目指すとしている。
デジタル給与払いは2023年4月に解禁。厚生労働省は先月9日、第一号取扱事業者としてペイペイの運営会社を指定していた。同社には、指定日以降300社を超える企業から問い合わせがあったという。
デジタル給与払いが解禁されたというニュースを最初に聞いたのはずいぶん前だった気がするので、なかなか取り扱う企業はないのかなと思っていたのだが、なんのことはない、しっかりとソフトバンクが担当官庁と準備を進めていたようだ。
いくら何でも「給与全額PayPayで」という猛者はいないと思うが(もしいたらかなりの度胸の持ち主だよね)公共料金やローンの引き落としの関係で、複数の銀行口座に分けて給与を受け取っている人と同じような感覚で「一部をデジタル通貨で」と希望する人も今後増えてくるのだろう。
ただ、今でも「PayPay」なんかはスマホで簡単に銀行口座からチャージできるし、無理に「デジタル通貨」にする必要もないのでは?と思うのだが…。
事業者側からの問い合わせが多かったのは、支払う側(事業者)が銀行に支払う手数料コストを抑えたい狙いがあるのだろうなと思った。もしかしたら今後は「すべてデジタル通貨支払い」が主流になっていく可能性は十分あると思う。「銀行の役割」は減っていくばかりだ。
だから私は「銀行株」をお勧めしない。「利回りがいい」「金利上昇局面なら利益が上がる」と購入する人も多いと思うが、いずれ銀行業務のほとんど全てが、別の業界で代替される日が来ると私は思っている。
今日はここまで。
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