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美味いビールを飲みたい方はどうぞ。と言う件。

サントリーは飲食店予約サイト「食べログ」と連携し、同サイトの飲食店名の横に品質の高いビールを提供している証を表示する取り組みを始めた。
高価格帯の「プレミアム・モルツ」が対象で、サントリーが設けた基準を満たし、覆面調査に合格した店だけが認定を受けられる。

お墨付きの店を探しやすくなると好評のようだ。

食べログ内の店名の横に、高品質のビールを出している証である「神泡達人店」「神泡超達人店」の2種類の掲出を始めた。飲食店が達人店の認定を受けるには、サントリーが定めるビール管理における3つの原則を満たす必要がある。
①ビール器具を毎日洗浄している
②ビール樽を低温管理し、炭酸ガスを分離させない静かな取り扱いができているか
③適正な炭酸ガスの圧力か
といった内容だ。

これに加え
④グラスをきれいに洗って自然乾燥させているか
③泡とビールがバランスよく注げているか
といった提供時の状態もチェックしている。
この5つのサントリーの覆面調査で合格すると達人店に認められる。達人店を1年継続し、再度の覆面調査に合格すると超達人店に認定される。

飲食店側の数字にも成果が表れる。一部店舗で達人店の認証を掲出していた月と掲出していなかった月の1か月間を比較してみたところ、掲出後の予約件数は10%伸びたようだ。

サントリーは1890年代から飲食店で飲むビールの品質向上に取り組んできた。1999年には品質の高い飲食店を認定する制度「樽生達人の店(現在の神泡達人の店)」を始め、2020年には認定店が2万店を突破した。現在では全国で達人店が2万店、超達人店が約1900店にまで拡大している。

また、競合も食べログと組んでオリジナルのページを設けている。アサヒビールは「うまい!樽生」認定店、キリンビールは「一番搾り極上生認定店」、サッポロビールは「自信を持って提供する生ビールが飲めるお店」と、各サイトで品質の高いお店を紹介している。
ただ、店名の横にロゴを掲出する取り組みはサントリーだけである。

ビール各社の飲食店への営業は非常に白黒がはっきりしており、他社から銘柄を切り替えれば百パーセントの勝ち、他社に切り替えられればゼロパーセントで負けとなる。認定制度によって飲食店との結びつきを強くしていくことで結果として営業力の強化にも繋がっているようだ。

「神泡達人店」の認知度は2023年9月の調査で36%だった。サントリーは食べログとの連携を続け、年内には50%まで引き上げることを目標としている。

と、ここまで「美味しいビール」について書いたのだが、私自身はほとんどお酒を飲まないため、ビールと発泡酒の違いも判らない「ビール音痴」だ。でも、スーパーでママさんがニコニコしながら「今日は自分へのご褒美で買っちゃおう」と「プレミアムモルツ」を買い物かごに入れているのを見ると「やっぱりプレミアムビールは美味しいのだな~」なんて思う。

ビールがお好きな方は、せっかく外食するなら「ビールの品質の高いお店」で乾杯されてはいかがでしょうか。

今日はここまで。

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