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【ミステリと言う勿れ】から学ぶ言葉の大切さと微差に気付く力

こんにちは!大庭です。
※今更ですけど、僕のnoteはネタバレありの場合が多々あるので、その上でお読みください

今回は【このマンガがすごい!オンナ編】にて
2019 第2位!
2020 第4位!!
2021 第6位!!!

と常にランキング入りする田村由美先生の「ミステリと言う勿れ」について書きたいと思います。

読んでみると「いや本格的ミステリーじゃね!?」というツッコミはさておいて。
僕は田村先生の7seeds のサバイバル感がハラハラして大好きだったんですけど、また一味テイストが違ってハラハラしますね!!
7seedsについてはまたいつかどこかで!!

さて、この漫画からの学びですがまず

①些細なことに気づけるかどうか

が大事ということ。

主人公の整(ととのう)君は、常に日常のいろんなことに目を向けて疑問を持ってるんです。僕らが逃しそうな小さなことにさえも。
だから、人の言葉の些細なことの背景にも気付くことができる。

例えばこのシーン↓↓↓

このシーンでは、刑事の池本さんの言葉遣い「育児に参加する」「家事を手伝う」という表現に対して、「お子さんを奥さんの付属物と考えてるんじゃないですか?」という指摘をする。

な〜るほどな〜!!確かに!!

思わず納得してしまう。
ちなみに、こんな名言も。

(メジャーリーガーが試合を休んで子供の出産などに立ち会うことについて)「メジャーリーガーは子供の成長に立ち会うことを父親の権利だと思い、日本の解説者たちは義務だと思ってる。そこには天と地ほどの差があるんですよ」

こういうシーンがたくさんあるんですよ。男性のみなさんには胸が苦しくなるような言葉がね。
ぜひ呼んでください、そこの旦那様!!

僕が教わったことの一つに「気付く力が築く力になる」ということ

例えば、同じ年齢・性別の複数人が同じ講座や勉強会を受けてるとして、その3ヶ月後

結果・成果には大きな違いが出ます。その原因の一つは「自分で気付く力があるかどうか」だと思うんですね。
(この力つけてぇ・・・)

僕もこの気付く力をつけたいと思ってるけど、同じように感じてる人が多いから、この漫画が人気作である一つの要因なんじゃないかなと思うんですよ。

そしてこの漫画から学ぶ大事なことのもう一つ

②言葉の大切さと、その力

整君が話す言葉は、とても魅力的で説得力があるんです。
一言一言に重みがあり、自分の大事にしていることを伝えているから、とっても心に響く。

以下のシーンを紹介したいですけど、ちとネタバレになりそうなので、気になる人はここまでにしておいてくださいね!

奥さんのプレゼントですか 服の下に腹巻をしてる 足首にもウォーマーをしてる 新しくない 
奥さんが用意してくれたんでしょう 奥さんはあなたの無事を祈り 身体を心配してた 
あなたはそれを逆にしたことがありましたか 奥さんの好きな花を仏壇やお墓に飾ってあげてますか お子さんの好きな食べ物を供えてあげてますか そもそも知ってますか

自分が普段、してもらってることって、当たり前に感じてしまうことが僕はたーくさんあります。
そういう時は、感謝を忘れてる時

このシーンは、整くんが自分の体験から話す言葉なのか、とっても重みがあり、自分も奥さんや周りの人にしてもらってることを返せてるのかな?と考えさせてくれる。

人に伝える言葉は、とっても力がある。

傷つける場合もあれば、相手を勇気付ける言葉もかけられる。

後者でありたいなと常々思います。
ただただ「綺麗な言葉」というわけではなく、身近な事柄について気づきを得て、感謝を忘れない人がそんな言葉をかけてあげられるんだな〜

ということを考えさせてくれた本作!!

ぜひ、読んでみてください!!!!


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