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《韓国ASPT参戦》からのソウル・釜山・大邱を旅する 【#41】

Chip&Chairのお手本 じぇいそるchの神谷さんが三位の大健闘 1/8(sun.)

日本ショート滞在中、毎日のようにポーカーに勤しんでいたけれど、韓国へ発つ前日はさすがに大人しく過ごして休息に時間を充てた。いつもの手順で10分もかからずパッキングを済ませる。移動が日常なので、そもそも必要な物資ははなからパッケージングされているので準備が楽だ。昨日買ったUNIQLOのダウンだけ忘れず、最後にバックパックに詰め込む。

今回、初めてAIR PREMIAという聞いたことない韓国のLCCを取った。価格は諸々で16,000円ほど。実にリーズナブルで助かる。未だ成田空港のショップ街が屍となっていることに驚きを禁じ得ない。飛行機の到着を待つ間、高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』をパラパラと読む。

あんまり長い間つらい目に会った人間は意地悪になってしまう。もちろん意地悪にならない人間だっている。多分それは頭がいかれてしまったからだ。わたしみたいに。

メディアとしての本が動画に対して決定的に優れている点は、”早送りできないこと”にあると思う。ページをめくる瞬間にある思考と意識の流れ、その主体として読者が存立できる。コンテンツのファスト消費を許してくれない点が、逆説的に読書の価値を高めるのではないか。

2時間ほどのフライトであっという間に韓国・仁川に到着。

腹減りすぎて、着いた瞬間にコンビニでツナマヨおにぎり買ったら美味すぎた。韓国海苔。上振れた。おそらく物価は日本とほとんど同じ。

カジノまでの無料送迎シャトルバスを待つ間に、eSIMを買っておく。シャトルに乗り込んで目的地・パラダイスシティまでは10分ほどでサクッと到着。荷物をクロークに預けて、まずはプレイヤーズカードを作成。パラダイスシティの迫力と壮麗さに完膚なきまでに打ちのめされる。

韓国では韓国人はカジノへ一切入ることができないため、カジノホテルのスタッフは多言語が流暢が基本的にデフォルトのため、外国人の我々が困ることはない。特にパラダイスシティは日本人客が大事なメインカスタマーであり、日本語が通じる。

諸々の手続きを済ませて、早速カジノ内へin。するとすぐに目に入ったのがSPT(Asia Series Poker Tour)の立派なフライヤー。

会場に到着すると、複数のトーナメントが開催されており、プレイヤーたちの熱気で現場が包まれていた。そして、NLH Classicではじぇいそるchのカメラマン・神谷さんがバブルラインで奮闘。一時は1bb弱だったところから、一時はチップリ近くまで回復するなどの復活を遂げ、最終的にはファイナルテーブルまで進出。結果は堂々の第三位。最後はAK << A,Aで飛び。いやー、ナイスランでした!まさに「ポーカーはチップと椅子があれば出来る(Chip & Chair)」とはこのこと。

神谷さんの戦いを最後まで会場で見届けてから、みんなで打ち上げに。タクシーで20分ほどのところにある深夜営業のサムギョプサル店へ。

キンキンに冷えたビールで流し込むギョプサルとキムチチゲ。勝利の美酒最高。ハンドの振り返りに花が咲く。韓国到着初日からTHE韓国の食事を堪能してホテルへ帰還。今回もお言葉に甘えてじぇいそるさんの部屋に居候させてもらう。明日は、軽いトナメに一つ出てみようと思う。

目の前で繰り広げられる木原さんの無双 1/9(mon.)

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