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秘密と理解 あるいは隠蔽と発見

他者理解のためとか言って、秘密を探ろうとする行為とは何だろうか。受け手は、秘密を知って単なる気晴らし?

本人が好きなものの範囲は狭いから、嫌いなこと(と先入観だけで判断しているに過ぎないから)をやらせたら案外楽しいという話は結構面白い。

他の人の価値観に潜り込んで、良い影響や悪い影響を与えるという行為。あるいは、自発的に、異質なものと交わろうとする行為はどういう結果をもたらすのだろう。

整えられた多様性の受容、というか、ふとしたときに気づいたら色々染みついてしまったなとなっている方が、自由闊達で良い気がする。

未開の地よりも、あるいは自分が訪れたことのない地域よりも、自分の住んでいる地域の知られていない側面を探してゆきたい。例えば、人工的に生み出されたのではなく、自然にそうなってしまったもの。時間帯とか、放置され続けた年月とか、それらに当てはまらない偶然とかに委ねられた写真は結構自分の中で価値のあるものとして認めている気がする。そういうものを求めて深く潜っていくのが結構楽しい気がする。

都市って何?人中心よりも物事中心で人々の製作は進む。どうしたいかよりも、どうあるべきかの方が優先される。意味よりも需要の数字をにらみ続けている。作る側と作られたものを使う側。どういう価値観で行動しているんだろう。凝集と、人材の受け皿、そこで起きる理解と発見ってユニークなもので面白い。

欲望は尽きないし、世界は誰かに食い尽くされるし、見ている分には面白い。


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