今日まとめ 2020/05/30 Sat
からだの弱い自分にもできる仕事を探していたら、クラウドソーシングを見つけた。
2019年9月のことだった。
その後、クラウドソーシングについて学ぶためにYouTubeで動画を漁った。
そのときにイケハヤさんの動画に出会い、その言葉に衝撃を受けた。
義務教育でみんなが知らされるべき内容だと思った。
せめてあと10年早く知っていれば、と思った。
しかしそれを悔やんでも仕方ないので、これからどうしていけばよいかを考えた。
イケハヤさんの考えを要約するとこうだ。
「みんな自分の商品を作り、それを売って暮らすべきだ」
たんなる労働者ではなく、経営者としての目線を、誰もが持つこと。
正社員として働くうえでも、経営者的な目線で、自分の時間と労働力を会社や組織に売っているイメージを持つこと。
働かされ、搾取され、消耗していくだけでは、いずれ終わりがやって来る。
自分の商品を作り、それを売っていけば、うまくいけば若くして労働の必要性から解放されるときがくる。
日本だって、最近まではほとんどが個人事業主だった。
世界的にも、人間は基本的に個人事業主であり、ビジネスマンだった。
いつの頃からか、会社や組織に属して暮らすことが当たり前になった。
時代が変わり、僕らは目を覚まさなければいけなくなったのだ。
僕らはみんなビジネスマンなのだ。
……果たしてそうなのだろうか?
ふと僕は違和感を感じて、天井を見つめ直した。
人間はみんながビジネスマン?
個人事業主であり経営者?
身近にいる人を思い返しても、経営者ではなく労働者的気質をもった人がいる。
経営者でも、労働者でもないような気質の人もいる。
そういった人はおそらくは研究者だったり、詩人だったりするだろう。
人間はビジネスマンなのではない、あらゆるタイプの人間がいる。
みんなが経営者になる必要はない。
昔だってそうだったろう。
先導する者と、従う者がいたはずだ。
どちらが優れているか、生き残れるか、の話は横に置いておいて、いろいろな生き方があったということだ。
商品を作る人、それを売る人。
大きな大きな、このパースペクティブにおいても、人には役割があると思う。
自分の商品を持てなければ生き残れない。
そんな世の中でいいのだろうか?
良い、悪いの問題ではないのかもしれない。
生き残れなければ、死ぬのだから。
季節の変わり目で、暑い日と涼しい日が交互にやって来る。
僕はまた最近、胃腸を弱めてる。
もうすぐ夏が来る。
Twitterで東京タワーとブルーインバルスの写真を見る。
今夜はお酒を飲まなかった。
明日もまた暑いだろうか。
天井を見つめていたが、やがて瞼が重くなってくる。
僕が寝ている床の、ずうっと下の方で、ゴオオオというマグマの流れる音がした。
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