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まさか私が、適応障害…!?

いまだに信じられない、どこかふわふわした気持ちで外を眺めている水曜日の昼下がり。いつもなら会議やら資料作成やらでバタバタと働いて、あっという間に過ぎて行くはずの1日がこんなにも長いなんて知らなかったよ。

発端は先週末。騙し騙しやっていた心と身体がついに悲鳴を上げ、爆発した🤯。もっと辛い状況なんて山ほどあったはずなのに、いろんなことが積もり積もって、私のHPは突如0になった。

疲れが取れないなぁ、眠れないなぁという日が続いていたが、なんとか仕事や日常生活を送れていたと思っていた。が、どうにも仕事ができない。集中力が続かないし、作業中にメールが来て「あ。これやらなきゃ」で別のことやったら、さっきまでの作業のことすっかり忘れてたりとか。こうやって文章にしたら変って気づけるけど、自分ではどこかおかしいながらもちゃんと働けているような気分になっていたんだよね。で、とあることがトリガーになって、ポッキリと心が折れてしまった。

心が折れても試合終了にはならないのが現実。吐き気と頭痛と眩暈がしたけど、なんとかその日すべき最低限の仕事を終えて、子供に夕食を食べさせ、お風呂に入れて…と日常生活をなんとかこなす。

が、お風呂上がりの子供達にパジャマを着せなきゃなのに、走り回る子供たちをいつものように追いかける気にならない。ちょっとだけ、とソファに横になったはずが体がソファにピッタリくっついて起き上がれなくなっていた。腕すら動かず、次男のパジャマを握った状態のまま、泣いた。
もう万事休すかと思っていたら、夫がナイスタイミングで帰宅!(お風呂に入る前に流石にヤバイ、と連絡をしたら、仕事をキャンセルしてくれた)。動けなくなって泣いている私を発見して、タダゴトではないと思いつつ衝撃的すぎて逆に「嘘でしょ?ホントに??」と笑ってしまっていたが(わかるよ、脳が処理できるキャパ超えるとなぜか笑えるよね)、本当に助かった。

よく仕事人のインタビューとかで「連日残業してたら、ある朝起き上がれなくなって」みたいな話を見たり、休職した友人が激務で「左手が動かなくなった」というのを聞いて、「またまた〜、オオゲサじゃない?」ってちょっと訝しんでた私だが、金縛りにあったみたいに(あったことないが)ほんとーーーーに動かなくて、泣きながら彼女らに心の中で謝ったのでした。

夫が立たせようとするも足に力が入らず、座り込んでしまう形に。もう私どうなっちゃうの!?とパニックになり過呼吸に。
なんとかベッドまで移動するも今度は激しい痙攣が続く。嘘でしょ、なんじゃこりゃ!と私はパニック。夫も「救急車呼ぶ!?」とパニック。(過呼吸で救急車呼ぼうとするな!)

ようやく呼吸と痙攣が安定し、寝ようとしたものの一向に眠れず、夫に🐏スタンプを夜な夜な送り付けたりして暇を潰し、2時間睡眠で朝を迎えたのでした。(前日3時間睡眠だったので、もしかして私ショートスリーパー!?とも思ったが、絶対に違う)

翌日、子供たちを預けてから、夫に付き添われて人生初の心療内科受診。
「適応障害。1ヶ月の療養が必要」と診断された。

正直、「休職とか恥」「休むくらいなら辞めたい」「みんなに迷惑かけてどの面下げて復職するの?」と思っていたので、「休むのはちょっと…」とかって食い下がってみたのだが、お医者さん曰く「普通こういう場合は服薬治療しつつもう少し様子を見るか、休職かになる。医者から休みなさいということはなく、患者にどうしたいか決めさせるのが普通だが、あなたの場合は休んだほうがいい。復職のハードルは大変だと思うけれど、もう不眠など体に影響が出てるし、周りも自分も仕事ができていないと感じているのであれば休むべき。そして今は普通の状態じゃないから、今退職など人生を左右する決断はすべきではない」とのこと。夫からも「休んだほうがいいと思う」と言われ、診断書と大量のお薬(こんなに飲むの?と夫と思わず笑った)をいただき、帰路へ。

だるくてひたすら横になりつつも「上司になんて言おう…」「キャリアに穴が…」「私って社会不適合者なの?」と色んな気持ちがぐるぐるして眠れず、必死に「適応障害」とか「休職」のことを調べた。

今までだって体調悪かったり気持ちが落ち込んでもなんとかなっていたじゃん!!と自分を奮い立たせようとするも、全然奮わず、「人生には3つの坂がある。登り坂、下り坂、まさか」というどうでもいいスピーチを思い出し、まさか自分が適応障害になるなんて…と思ったのでした。

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