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磯部一郎さん「新規事業」立ち上げイベントレポ@パラレルキャリア研究所
おはようございます。たけはるです。
昨日は磯部一郎さんの登壇される「新規事業は、こう立ち上げる。@パラレルキャリア研究所」のイベントに参加してきました!
主催はパラレルキャリア研究所代表の高村さんでした。ありがとうございました。
磯部さんのイベントは今回が2回目で、
前回ははじまり商店街の柴田さんが主宰されるイベントで登壇されており、だいぶ刺激を受け、また来てしまいました。
磯部さんご自身、3社を経営される経営者です。持病をお持ちで余命宣告もされている中、まるでそんな気配を感じさせない気迫と明るさで磯部さん節溢れる、個人事業の立ち上げ・経営論についてお話してくださいました。
What(何をやるか)は一番最後!磯部さん流事業の描き方
▼磯部さん流 新規事業の描き方
1)Vision(実現したい未来像)を描く
→ほんとに描いてました。絵を。昔から紙のノートにこんな未来を作りたい、という像を言葉ではなくまず、絵で描いてしまうそう。思いついたら何度も何度も。(イベントでそのノートもさらっと見せてもらったがかなりちゃんと絵を描いてた!)そしてその絵をもとに言語化して人を口説き落とすんだとか。笑
2)Who(だれとやるか)・Why(なぜやるか)・Where(どこでやるか)を決める
→だれとやるかを特に大事にしているようでした。WhyはVisionに紐づいて決まっていき、Whereもその後決まるでしょ、といった感じでした。
ちなみにWhen(いつやるか)は「いまでしょ」の一択のため、ここには含まれないよう。
3)What(何をやるか)は最後
→Whatとは具体的な事業内容のことで、これはVisionを実現する1手段としてとらえます。そのため、その時の市場や自分の活用できる資産などに応じて変化する為、手段は最後。むしろやってみてダメそうだったらどんどん変えていくべきもの、と考えられています。
サラリーマンと経営者を分ける思考
1)時間軸
サラリーマン:○○できるようになったら次に~~しよう!
経営者 :タイムイズマネー。
⇒ゆっくりステップアップしている間に市場はあっという間に変化してしまうもの。ゆっくりと投資してた時間がすべて無駄になりかねないので、資金・人など使えるものはなんでも使って今すぐ実現する。
2)資金
サラリーマン:無借金経営こそ健全。目指すべき経営
経営者 :お金は借りられるだけ借りる
3)リソース
サラリーマン:なんでも自分でやろうとする
経営者 :買収・人の能力を買う
この辺りは私には勉強不足で詳しい所はまだよくわからない~、という内容もあったけど、自力でこの思考にたどり着くことはなかっただろうから、勉強になりました。汗
新規事業の基本は、N字展開。これ間違うとすっころぶリスク大。
よくありがちな新規事業のすっころぶパターンとして、現状の自分が持っている資産(スキル+顧客)が①にあるのに対し、最終的に進みたい④にいきなり展開しに行き、実績もない商材を新規顧客に売りに行く最もハードモードに陥ること。①自分の持てる領域を見定めたら、②既存事業で新規顧客を獲得し、③繋がれた顧客に対し新しいプロダクトを販売、その実績を持って、④新規顧客に新規プロダクトを販売する。上図のN字展開が理想。
イベントでは、具体的に磯部さんが実施した施策なども詳しく説明されていていました。ご本人は「シンプルに信頼と実績が大事」とおっしゃってました。
おわり
思ったより長くなってしまったので、これでイベントレポートをまとめます。会場は磯部さんの運営されている「いいオフィス日本橋 by Fukutomiya」というイベントスペース兼コワーキングスペースでしたが、会場がいっぱいになるほどお客さんが集まっていました。磯部さんの、新しいチャレンジを応援したい、地域を盛り上げたい、事業と人生を楽しむ!というパワーが何よりもの魅力なイベントでした。自分でなにか始めたいという方はぜひ一度イベント参加されてみると良いかと思います。
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