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作品の「強度」を上げるには

正月に提出した小論文をnoteで公開してみました。

今日はもうひとつ、映像演習という講義で新しく映像作品を作ったのですが、そこで試みようと思ったこと、そして教授陣からの講評について書いてみたいと思います。

課題内容はこんな感じ。

自分が今最も作りたい映像を作ってください。
シングルチャンネル 4〜8分間以内

・静止画と動画との間にどのような違いがあると感じたか
・また、単なる動画と、物語ろうと思って作る動画との間にどのような違いがあると感じたか、
・映像にできて、写真にできないこと。
・写真にできて、映像にできないこと。
・静止画的に見ている世界、動きを見ている世界
・物語ること、がどのように発生するのか。

など、ステートメントまたは作品解説を添えて提出してください。
(400~800字程度/200~400 words in English)

12月くらいから何作ろうかな〜と台湾行った時とかに気になった風景の映像を撮ってたりしたのですが、「シンプルな行為を繰り返すことで物語は生まれるのか」ということを試すことにしました。

正月に地元金沢の日本海に向かって砂を投げ続けました
この方面を真っ直ぐ行ったところには、かつて1人旅してロシアのウラジオストクがあります。作品タイトルは「砂を投げる/金沢より愛を込めて」

これに対して、山城知佳子准教授の講評が次の段階に進むためのヒントを貰えたような気がしていて、ざっくりまとめますと…

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