自分のコミュニティを作る力
誰も知らない状態から友達を作る。幼い頃からやって来たことのはずだけど、果たしてどうやって誰かと友達になって、コミュニティと化してきたのか、頭で考えるとわからない。
大人になって、いざ新しい繋がりが欲しいと思っても、待っているだけではそれはやってこない。
いざ一歩踏み出したとしても、そこから自分ももう数歩ぐいっと踏み込まないと、大人になることでなんとなく培ってきた、表面を撫で回すコミュニケーションだけで終わってしまう。
ぐいっと踏み出すというのは、自分をさらけ出すことに近い。
自分の好きなことだったり、何かに感じていることだったり。それをきちんと自分の言葉で表現してみる。
そしてそれに対する共感や、お互いの心の内に対して面白いと思える気持ちが、その先の人間関係に繋がっていくのではないだろうか。
だから新しい人間関係を求めて行った場所でも、自分をさらけ出せなかったらそこは結局自分の居心地のいいと思える場所じゃなかったということかもしれない。
そうやって自分を主体に考えてみると、「コミュニティ」は属するものだと思いがちだけど、自分で作っていくものだとも言える。
自分の居心地の良い人間関係を築いていくこと。
変にもったいぶらず、自分の気持ちを素直に伝えられること。そしてそういう場所を見つけること。
これが自分のコミュニティを作っていく上で大切な力だと思う。
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