(2024/03/28/木)試作品の改良品の備忘録
午前中に行った事
本日の現地の天気は曇り(これから雨が降る様です)。
現在の気温は昨日(16.0℃)より1.0℃低い17.0℃ですが、天気が悪い為、昨日よりもかなり寒い感じがします。
今日は朝(0911)からモーニングページ等を行った後、重い工具を携帯する為の箱を調べたり設計したりした後、先程(1251)まで、昨日作った試作品の記事をまとめる作業を行いました。
本日はこの後、一旦休憩を取りたいと思います…。
本日の画像 試作品の改良品(二品)
本日の見出しの画像は、 以前作成した作品に改良を加える為、昨日作成した製図を元に、留め金を改良した作品です。
全く同じ物に見えますが、構造が少し違います。
それぞれの違いを、備忘録も兼ねて、ここに資料を残して置きたいと思います…。
① 一本の真鍮腺から留め金を作製した物
拡大画像
こちらは、昨日製図した作品を試作した作品の写真です。
構造
一本の金属線を、一周半分使う丸環を作成し、少し隙間を開け、そこにゴムを通す構造になっています。
ゴムを通す方法・ゴムを実際に通した画像・感想
かなり狭い隙間でしたが、実際に通してみるとゴムが抜ける様子が無かったので、成功だと思います。
実際に装着する事を想定して、丸めたタオルにゴムを巻いた画像です。
以前試作作成した作品の留め金よりも、安定感が増している様に感じます。
気になる点としては、留め金の丸環自体が途中で切れている為、以前試作した作品の留め金よりも、不安定な感じがする所です…。
簡単に言うと、留め金の円が途中で切れているので、曲がってしまうかもしれない……耐久性に不安が有る……?と言うのが正直な感想です。
しかし、市販のゴムをそのまま装着できる事で、ゴムを結ぶ部分が金具に結ぶ部分に取られない為、実際にゴムを手首に巻いたりする時に、キツくならないと言う、かなり良い感じのメリットも有ります。
② 二つの丸環から作製している物
拡大画像
こちらは、①の構造をアレンジして作った試作品です。
構造
こちらの金具は、2個の丸環をロウ付けし、それを金床で叩いて伸ばし、更に、金属線を日本の丸環の間にロウ付けした後、ゴムを通す穴を二か所開けた物です。
おおよその見取り図の為、右上の完成品は角線を使っている様に見えますが、実際は表面が少し平らになった丸線の様な、クラフト感の有る出来になりました。
ただ、①よりも少し作るのに手間が掛かります。
ゴムを通す方法・ゴムを実際に通した画像・感想
この構造は、元々約1㎜の隙間が空くように設計しているからか、
①よりも少しゴムが通し易く感じました。
又、こちらの金具も、装着したゴムが抜ける感じは無かった為、構造的には問題無いと思います…。
実際に装着する事を想定して、丸めたタオルにゴムを巻いた画像です。
こちらの作品も、①と同様、以前試作作成した作品の留め金よりも、安定感が増している様に感じます。
気になる点としては、①と同様に、少し丸環が曲がりそうな感じがする所です…。
感想も、ほぼ①と同じですが、丸環を金床で叩いている分、①よりはスリムな印象を受けます。
又、丸環をもう少し平たくすれば、丸環自体に英数字を刻印できるかもしれません。
しかし…見た目は①とほぼ変わりません。
感想
今回は、新しい構造の留め金に挑戦して、中々面白い金具の試作品が出来ました。
これからも色々な物を作って行きたいと思うのですが、この彫金作業は、自宅で完結出来ないのが少し問題です…。
問題は有りますが、今後も少しづつ作品を作って行けたらと思っております。
又、今後は、自宅で気切る様な、様々なジャンルの全く別の表現方法も模索して行きたいと思います…。
2024/03/28/0911~1306
最近はただの日記になっていますが、自分自身と作りたい作品について更に突き詰めて行きたいので、この作業を暫く続けて行きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。 作品製作をしているので、サポートいただけたら創作活動に関する費用にしたいと思います。