(2024/03/23/土)作品試作品完成
午前中~午後に掛けて行った事
本日の現地の天気は快晴。
現在の気温は昨日(15.6℃)より4.5℃高い20.1℃で、体感温度はかなり温かいです。
今日は朝(0806)からモーニングページ等の、リアルノートへまとめる作業を行った後、1100頃迄私用を行いました…。
その後、1500頃まで、試作品の仕上げを行い、先程(1630頃)自宅に帰宅しました…。
本日はここで作業を終了したいと思います…。
本日の画像
本日の見出しに使った画像は、ここ最近行っている、試作作品の完成品の写真です。
この最後の仕上げの作業をする時は、自宅では場所が無い為、いつも別の場所を借して頂いて作業をさせて頂いています…。
なので、雨が降らない日に作業を行わないといけないのですが、私の住む地域では、天気予報だと明日から数日間雨との事だったので、今日の内に作業を行う事にしました。
昨日note記事を書いた後~今日行った試作作品作製内容
昨日はnote記事を書いた後、試作品作製を続行しました。
作業に夢中になり過ぎて、余り写真を撮影していなかったので、残っている写真を使って、大まかに解説します…。
①切り出した真鍮版から下絵の紙を剥がした後、金属に熱を加えて柔らかくする作業(焼きなまし)を行い、クボミ台(窪んだ木製の台)を使用し、真鍮版に反りを付ける。
②反りを付けた真鍮版と、切り出したパーツを、銀ロウでロウ付けします。
(銀ロウでロウ付けする事で、しっかりと金属を固定する事が出来ます)
③全てロウ付けした物を、酸性の液体に付け、酸化被膜を除去し、乾燥させます。
④バフ等を使用して磨き上げ、最後に超音波洗浄機で洗浄した後、ゴム等を通したら完成です。
本日完成した試作品
本日作製した作品について、ご紹介したいと思います…。
3パターンの髪留め
先日作ったデザインを使って作った髪留めです。
右から2つは、内反りと外反りに加工した真鍮版に、自作の小型の丸カンを銀ロウでロウ付けし、それに更に大きめの丸カン付けロウ付けした物です。
一番左の物は、外反りに加工した真鍮版に、直接大型の丸環をロウ付けした物です。
今回は試作として、ゴムを通す丸環自体を大きくしてみた所、思った以上にゴムの交換が楽でした。
表から見ると、真鍮版の反り以外、どれも違いが有りません。
真鍮版の内反りと外反りのパターンを試作したのは、私用時の使用感が変わるかもしれないと思ったからですが…。
最近髪を切った為、これらの使用感を自分で確かめる事が出来ないので、誰かに試してもらおうと思います…。
香台(極小)
こちらの小型の香台も、先日遺物から作成したデザインを使って作成しました。
裏には、かなり短い3つの脚を銀ロウでロウ付けしました。
(かなりしっかり付いているので、折れる事は無いと思います)
こちらの脚は、滑らかな肌触りにする為に、丸味を帯びたデザインにしました。
実際に触ってみると、かなり気持ちが良い肌ざわりです…。
実際に、チャイハネで購入したインド産のお香を載せた所。
この下に陶器などの皿を置いて、その上にこの香台(極小)を置いて使用する事を想定して作成しました。
この後、実際に使って、使用感を確かめてみたいと思います。
3パターンの香台(小)
こちらの香台(小)は、上記の香台(極小)を大きくしたものです。
(外側のデザインは、3つとも全く同じです)
これら3つの作品の違いは内側の脚の形状で、それぞれ使用用途に合わせて、3つのパターンを作成しました。
実際に、上記の香台(極小)に乗せた、チャイハネで購入したお香を載せて見た所です。
本日でここ数日行っていた、これら7個の試作品を完成させる事が出来ました。
髪留めについては、このまま製品を作製する作業へ移っても良い様な気がしますが、香台については、もう少し、窪み具合や構造を工夫してみたいと思います。
今回、これらの作品を作る切っ掛けになった遺物を発表して頂いた県埋蔵文化財センターの方々、作業をするスペースを貸して頂いた方々のお陰で、今回、これらの作品を作る事が出来ました。
この場を借りて、この作品が出来るまでに力を貸してくださった方々に、心より御礼申し上げます。
2024/03/23/0806~1500頃・1630頃~1905
最近はただの日記になっていますが、自分自身と作りたい作品について更に突き詰めて行きたいので、この作業を暫く続けて行きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。 作品製作をしているので、サポートいただけたら創作活動に関する費用にしたいと思います。